スラムダンクの作者、井上雄彦さんが以前NHKの番組で「ストーリーはあまり気にしていない。それより納得の行く絵が書きたい」と言っていました。

 

ストーリーを気にしない?

え?って思いましたが、それって以前ブログに書いた「コンテンツの秘密」という本に書かれていたことに共通する、と思いました。

スタジオ・ジブリの宮﨑駿監督も「ストーリーよりも場面(シーン)にこだわる 」と言っていました。

僕は井上雄彦さんの「バガボンド」ってストーリーはわかっているので(宮本武蔵の話なので)読む気になれなかったんですよね。

だけどなんであんなに人気なのか。不思議に思っていました。

ストーリーじゃなかったんです。

絵でその登場人物の人間性を表現している。

絵で人間の奥深い闇なんかを表現している。

そう気が付きました。

余談ですが、以前木村拓哉さん主演で宮本武蔵のドラマが放映されていました。
これ、僕が見てとてもおもしろかったのですよ。ストーリーは知っているのに。
苦悩しながらも人を切る、木村拓哉の演技に引き込まれたし、佐々木小次郎の演技にも引き込まれたし、松田翔太の演技もハマっていたし、殺陣はカッコ良かったし・・・ほぼストーリー関係ない部分で面白がっています。

【バンドに活かしてみる】

で、本題のバンドですが、曲調とか歌詞とかってもう、それこそ使い古されているんですよ。だから昔と違ってCDが売れなくて、逆にライブで稼ぐアーティストが増えているんですね。
CDはどっかで聴いたメロディーだけど、ライブは生だし、かっこいい音出ているし。

僕はMIYAVIのファンですが、正直曲自体はどっかで聴いたことがあるような曲もあります。
でもMIYAVIはあのトーンがいいんですよね。指でギターを掻き鳴らすあのトーン・音質が。

あとパフォーマンスもかっこいいし。

そう考えると曲はとりあえず良い曲の条件を満たして作っておいて、
後は表現次第、ということになります。

表現、表現、表現。

楽器のトーンにこだわる。声にこだわる。アレンジにこだわる。
「曲以外の部分」にこだわってみませんか。