音に強弱をつけるのはピックだと、意外と難しいんですよ。
自分は割りと柔らかいピックを使っているので音にリミッターが掛かって強弱をつけづらいんです。
ピックを逆アングルにして角度をつければ硬く弦に当てることはできるんですけど。
あと、厚めの硬いピックを使えば少しは変化をつけやすいですけれども。
ただ、やはり手首とか腕を使ってピッキングするのであまり細かいニアンスはつけづらい。限界がある。
その点、指弾きはものすごく強弱をつけやすい。
それは裏を返せば音量が安定しない、ということなんですけど。
そこは練習あるのみ!練習して音量を安定させましょう。
逆に多少の強弱もバンド・サウンドのかっこよさにしてしまう。
うねりを出す、バンド・サウンドを生き物のように動かす。
そんな使い方もできます。
番外編としては指弾きはストラップを長めにしても弾けます。
ピックだと手首の稼働範囲は決まっているので、特に逆アングルピッキングなんかはあまり低く構えられない。無理に構えると肩が下がって、痛くなります。
指弾きは手首から先の指の長さ分だけ、ストラップを長く出来ます。
そりゃもちろん、高いほうが弾きやすいですけども、自分は高いと逆に手首が曲がって詰まってしまって弾きづらく感じます。
ぜひ指弾きに挑戦してみてください。