転調の使い方 転調の使い方っていろいろあるんですよね。
まず テンションを高めたい時に半音上げて 歌うというのがあります。
2回目のサビを一音上げるてみる。 こういう事をするとテンション上がって聞こえるんです。
なんか曲が新鮮になったように聞こえるんで 是非曲の中にも取り入れたいやり方です。
それから小室哲哉さんが使ってた手法らしいのですが、歌手の 音域に合わせてサビの音程を下げる こういう転調もあるんです。
どうしても a メロ b メロと段々音程が上がって行く曲調だと、サビはもっと上の音域で歌を歌わなきゃいけない。
でそうするとボーカルの声が出ないときがあるんです。
あるいは声が出ないということはなくてもそのボーカルの良い部分を削いでしまう可能性があるんですね。
そんな時に小室さんは サビの音程を一音下げたりしていました。
これは今では一般的な手法になってきて akb48 やシシャモなんかもとり入れてやっています。
小室哲哉作曲の渡辺美里 my revolution なんかもサビでいきなりガクンとと音程が下がっています。
これなんかも非常に上手でサビを新鮮な気持ちで聞かせる効果もあるし、何よりボーカリストが歌いやすい音域でサビへ行けるという一石二鳥なんですね。
最近だと akb48 の曲なんかは結構サビ転調多いです。
ちょっぴり古いけど「ポニーテールとシュシュ」で曲なんかではサビがいきなりかくんと一音ぐらい下がっています。
これも雰囲気が新鮮な感じになり、そしてアイドルたちは歌いやすい一石二鳥なんですね。
やり方は簡単!
試しにサビを一音下げてみましょう。
Aメロに戻るときに下げた一音がまた上がる訳ですが、それも新鮮味がでます。
それとエンディングへとつながるサビを一音高くしてみましょう。
これは突然変えてもいいし、何かのフィルを入れたり、大サビ(サビを盛り上げるためのメロディー)を入れた後に入れてもいいですね。
簡単で効果抜群の転調をやってみましょう。