ベースで作曲というのはなかなかいいですよ。
なにせルートの単音弾きだけで音楽が出来ますから。
ベースは極端な話、指一本だけ使えば音が出るわけですよ。
音を出すだけならとても簡単な楽器です。
ギターみたいに、なんとかコードとかたくさんコードを覚えなくていい。
さらにメジャーとかマイナーとかセブンスとか複雑ですよね。
あと、コードから曲を作ると、コードによってメロディーや自由な展開が制約を受けるのも好きじゃないです。
ルート音だけだと自由にメロディーを泳がせることができますし。
リフのフレーズから曲を作ることもできますし。
曲の展開が斬新になったりしますよ。
王道のコード進行とか、手グセによるコード進行に縛られるじゃないですか、ギターって。
バレーコード(人差し指で複数の弦を押さえるコード)を押さえたくないので、どうしても解放弦のコードを使う。
そうするとEとかCとかDとか。そんなコードばっかりになるじゃないですか。
ベースならとりあえず曲の骨組みはすぐにできます。
誰かの曲の「ルート音」をパクってみればいいのです。
「コード」をコピーするとなるとそれなりにギターのコードを知っていないと耳コピできません。
ベースのルート音なら、たぶんだれでもできます。
ルートで骨組みを作り、そこに歌メロを乗っけていく。
歌メロとベース音を聞きながらコードをつけていく。
やってみると簡単にできますよ。
ただ、仕上げが大変。
後付けだと、コードがわからず、苦労します。