ベースを20年もやっているとベースとギターの違いって当たり前って思っちゃいます。
だけど僕も初心者の頃は違いがわかりませんでした。

そんな、まさか?!!

違いなんて、わかって当たり前でしょって思っているでしょ?!

それは常識じゃないんです。
世間一般の人は、ギターとベースの違いなんてよく分かっていませんよ。

その証拠に僕の奥さんが、いまだに僕のやっている楽器がなんだかわからない(笑)

10年も一緒にいるのにね!

そんなわけで今日は初心に帰って、ベースとギターの違いについて考えてみたいと思います。

目次:

見た目が違う
出す音域が違う
役割が違う
まとめ

どこが違うかというと

  1. 見た目が違う→ベースは弦が4本、ギターは弦が6本
  2. 出す音域が違う
  3. 役割が違う


大雑把にいうと、上の3つですかね。

見た目が違う


ギターは弦が6本です。

ベースは弦が4本です。

また、ギターは、ネックと呼ばれる、左手(左利きの人は右手)で押さえるところが短いです。

ボディもギターのほうが小さいです。
ベースのほうがネックの長さ、ボディーの大きさは大きいです。

当然、重さはベースのほうが重いです。

それからベースのほうが弦が太いです。

ついでに言うとベースのほうが弾きづらいです。間違いなく。

出す音域が違う

ギターのほうが1オクターブ高いです。ギターが高い“ド”ならベースは低い“ド”の音を出します。

これはベースのほうが弦が太いので同じポジションを弾いていても低い音が出ます。

役割が違う

ギターは中音域から高音域までの音を使って、伴奏やリードギター(曲のテーマとなるメロディ)を弾いたりします。

ギターの役割は
①和音(複数の音を同時に鳴らすこと)のコードを弾いて感を出す※コードとは伴奏のため、複数の音を出すこと。

②リードギター(主旋律)を弾く
③リズムで”のり”を出す
大体こんなところです。

ベースは低音域をカバーしたり、ルート音(基音=その時々に鳴っているコードの基の音。CコードならCの音=ド)をはっきりさせたりする役割があります。

ベースは太い弦で、太くて低い音を出し、バンドサウンドの低音を埋めます。
低音は空気を震わせます。

この空気の感じが”グルーヴ”を生み出します。
いわゆる”のり”というやつです。

つまりベースの役割は
①低音をつかさどる
②ルート音(基音=基になる音。ドならドの音だけを出す)を安定させる

③グルーブを出す
④出す音は一つづつだが、コード感を
出す
こんなところです。

それにしてもベースは縁の下の力持ち、のような存在ですね。

しかし最近はベースが目立つバンドも多いです。
ベースが3人いるバンドも存在するようですしね。


ギターはやっぱり華やかです。

また地味だけど味のあるギターを弾く人もいます。

まとめ:

ベースとギターは見た目、出る音が違い、そのために役割も違うということです。

またベースとギター、メインはどちらかだけど、両方弾けるよ、って人は多いです。
(というかほぼ全員?)
出来れば両方やってみて、フィーリングにあうほうを選択しましょうね。

それでは、バンドと楽器を楽しみましょう!!