ギターの基本メンテナンス7つ

こんにちは。

ギターにはやるべきメンテナンスかたくさんあります。

でも始めたばかりだといまいち何をしていいかわからない。

そんな人のために基本のメンテナンスを7つ紹介します。

定期的にやりたい!ギター・ベースのメンテナンス

①拭き掃除

【メンテナンスのタイミング:毎日の練習の後】

まず基本ですね。

練習が終わったらギタークロスで汚れを拭き取る。

弦にフィンガーイーズなどを吹きかけ、汚れをクロスで拭き取ります。

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最後に仕上げで弦にフィンガーイーズをもう一吹き。

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これで次回の練習が気持ちよく始められます。

また弦のサビ予防にもなります。

ヘッド回りも軽く拭いておきましょう。

ここもホコリが留まりやすい場所です。

とくに弦の下などはホコリがたまりやすい場所です。

ボディも拭きます。

この時にピックアップの周りや弦の下などが汚れやすいので丁寧に。

次に楽器を触るときにとても気持ちよくスタートできますよ。

②接続を良くする

【メンテナンスのタイミング:季節の変わり目やノイズ発生時】

シールドをつなぐジャックなどにガリ音が発生することがあります。

ガリガリっという、あの音ですね。

どうしても繋ぎ目の部分で発生してしまいます。

なるべくならガリ音が発生しないうちにやっておきたいものです。

季節の変わりなどに目などに接点復活剤などスプレーしておくといいと思います。

↓こちらの塗るタイプは飛び散らないので使いやすいようです。
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③ネジの締め増し

【メンテナンスのタイミング:ライブの後、弦を替えたとき、半年に一度など】

ピックガードや ペグ などのネジの緩みがないかチェックします。

またセットネックの場合はネックのジョイントのネジに緩みがないかもチェックします。

ここに緩みがあると、本来の音がでません。

ただし気をつけて欲しいのは締めすぎないこと

あんまり締めすぎると良くないです。

弦がビビる原因になったり、ネジがバカになったりします。

軽く回して、止まれば大丈夫です。

④消磁する

【メンテナンスのタイミング:ライブの前、月一回】

大抵の電気回路をもった楽器は消磁すると良い音になります。

ギターも電気回路を搭載していますね。

ピックアップだったりいろんなコンデンサーだったり。

そこに磁気が溜まってくると 音がこもったり音像がぼやけたりするんですね。

これを解消してあげるのが消磁作業です。

これにはデガウスプロセッサーという装置を使います。

3万円以上する高額なものですが、それだけの価値はあります。

ぜひ、一つ持っておきましょう。
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また、毎日使うものでもないので、共同で購入してもいいですね。

友達の楽器を消磁するときに一回100円もらうのもいいかもしれません。

月に一回やっておくと音がクリアになっていいですよ。

⑤ネックの反りチェック

【メンテナンスのタイミング:弾きづらさを感じた時、弦の交換時など】

ネックの反りの状態もチェックしておきましょう。

普通に弾いていても、湿度の変化などで反ることもあります。

そしてネックの反りは音や特に弾きやすさに直接影響を及ぼします。

順反りならトラスロッドを絞め、逆反りならトラスロッドを弛めましょう。

このときに注意したいのは少しずつ回す、ということです。

一気に回すとネックがよじれたするので、1日に回すのは45度位に止めましょう。

自信のない場合はプロにメンテナンスしてもらうことをおすすめします。

⑥ピックアップ高さ調整

【メンテナンスのタイミング:音を変えたいと思った時】

ピックアップの高さ調整というのは結構重要です。

ピックアップを上げる

以前、ピックアップの高さ調整は重要という記事にも書いていますが、 高くすれば パワーのある音がします。

パワーを出したい時はピックアップを高くしましょう。

ただし、上げすぎると何を弾いているのか、わからなくなります。

何を弾いているのかわからなくなり、ボリュームを上げがちです。

バンドサウンドのバランスが悪くなります。

また、ピックアップが弦に触れて、ノイズがでます。

そのため、ピックアップを上げるのはほどほどにしましょう。

ピックアップを下げる

ピックアップを下げるとクリーントーンの音がきれいになります。

何を弾いているか分かりやすいという効果もあります。

ただこれも下げすぎは良くありません。

色々試しながら音を出し、自分がしっくりくるポイントを探りましょう。

⑦弦の高さ調整

【メンテナンスのタイミング:弾きやすさ、音を変えたいと思った時】

弦の高さはブリッジのサドルで調整します。

ブリッジを高くすると弦がピックアップから離れます。

そのため、ピックアップを低くしたような効果が得られます。

パワーが落ちて、音が聞きやすくなります。

反対に弦高を低くすれば弦はピックアップに近づきます。

そのため、ピックアップを高くしたような効果が得られます。

パワーがでて、音がぼやけます。

また、音だけではなく、弾き心地も変わります。

ピックアップを低くすればテンションが弛み、弾きやすくなります。

この時、テンションが緩み過ぎてだるだるの音にならないよう気をつけましょう。

反対に高くすればテンションがキツくなります。

いろいろ試して、音と弾きやすさのバランスがとれるポイントを探りましょう。

【まとめ】ギターのメンテナンスで得られる効果

いかがでしょうか?

メンテナンスで得られる効果としては以下のものがあげられます。

  • 弾きやすくなる
  • 音が良くなる
  • モチベーションが上がる

こうしてみると、楽器の上達に欠かせない、ということがわかりますね。

せひメンテナンスを行っていきましょう。