あいみょんのマリーゴールドは難しい?マリーゴールドを歌うときに気を付けること

あいみょんのマリーゴールドって曲が好きなのです。この曲は2018年に発売されたので、少し前の曲ですね。

月間カラオケランキングによると、あいみょんのマリーゴールドは、米津玄師さんのlemonに次ぐ第二位となっています。※2019年9月時点

https://www.karatetsu.com/ranking/

そんな人気なマリーゴールドですが、歌うのは意外と難しいです。米津玄師さんのlemonほどではない、と思っていましたが、こちらもなかなかなのです。

あいみょんのマリーゴールドはメロディーがゆったりと流れるから難しい

あいみょんのマリーゴールドはメロディーがゆったりと流れます。サビなどは特にそうですね。

このゆったりと流れるメロディーで気を付けたいのは、音を伸ばしている間に音程が変わらないように気を付けることです。サビの「麦わらの~帽子の君が、揺れたマリーゴールドに似てる」この部分を聴いててみましょう。

「帽子のきーみが」のところ、「きーみが」のところの音程が気が付かないうちに下がらないようにしましょう。こういうところで音程が変わらないようにするのは、プロでも難しい場合があります。

時々歌手の方が前や上に手を突き上げているのを見かけませんか?あれは感情表現のステージパフォーマンスという意味もあります。

でも本当は正確な音程を出すためにやっています。そう、目とか、手とかの体で出したい音を表現すると、音程を出しやすいのです。「この高さをキープしたい」という場合は手をガイドにしてみましょう。最初は感覚がつかめないかも知れませんが、やっていくうちに慣れてきます。

また、ギターの弾き語りなどで、手を使えない人は「目で見て高さを感じる」、という方法もあります。目で高いところを見て、そこを音程のガイドにすると音程をキープしやすいので、試してみてくださいね!

あいみょんのマリーゴールドは息継ぎが難しい!

あいみょんのマリーゴールドは息継ぎが難しいところがあります。

Aメロの「まじめにみ つめた」のところ。「見つめた」という単語をぶつ切りにしています。「み」のところで息継ぎ(ブレス)をしています。それが緊張感や、リズム感を生み出しています。「み」のところでブレス、と言いましたが、息を吸う、という感じでは決してないです。

水泳の時に息を吐いたら勝手に空気が入ってくる、と教わりました。そんな感じで、空気が入ってきた、という程度のブレスです。

「み」の後に息継ぎして、そのあと「つめた君が恋しい」と、長めのセンテンスがあります。なので、大袈裟には息継ぎ出来ませんが、空気を肺に入れておく必要があります。一瞬に、さりげなく、息継ぎする必要があります。これはブレスの訓練をする必要があります。

具体的にオススメなのが、「犬の呼吸」です。犬って体温が上がると「ハァッ!ハァッ!ハァッ!」と息をしますよね?あれをやるのです。当然口で空気を吸って口で吐くことになります。これを毎日練習します。

この時のポイントが吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにお腹がへこむようにすることです。いわゆる「腹式呼吸」というものです。歌う時にはこの腹式呼吸が必須です。腹式呼吸は音程を安定させる効果もあります。ぜひマスターしましょう。

あいみょんはマリーゴールドを冷めた声で歌っている

あいみょんはマリーゴールドのAメロを冷めた声で歌っています。でもBメロからサビへと進むにつれ、だんだんと感情が出てきます。

このAメロを淡々と歌い、サビとのコントラストをつける、というやり方を意識してみてくださいね。淡々と歌うとメロディーが際立つという効果もありそうです。

昔YMO というバンドがいました。このバンドは人間のグルーヴを否定して、機械による正確なリズムを取り入れていました。それが逆に気持ちいいリズムになっていきました。

こんな風に感情を消すと面白い効果もありますので試してみてくださいね。

あいみょんのマリーゴールドの難しさ・歌うときに気を付けることまとめ

というわけであいみょんのマリーゴールドは人気ですが、歌うときに気を付けたいところがいくつかありましたね。

  • メロディーがゆったりと流れるから難しい→手を音程のガイドにする
  • 息継ぎが難しい→犬の呼吸を練習する
  • Aメロは冷めた声で歌い、サビは感情豊かに

ということでした。

参考にしてみてくださいね!