エディ・ヴァン・ヘイレンのギターの凄さや特徴とは?

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

2020年に65歳で惜しくも亡くなったエドワード(エディ)・ヴァン・ヘイレン。

とても残念でした。まだ若く、活躍出来る年齢でした。

そんなエディ・ヴァン・ヘイレンのギターの凄さ、特徴について解説したいと思います。

エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターの凄さや特徴とは?概要

それではこの記事の概要です。

  • エディはタッピング(ライトハンド奏法)を確立した
  • ピッキングの音が素晴らしい
  • フィンガリングの音が素晴らしい
  • 音作りが素晴らしい
  • アメリカ人ギタリストが注目されるターニングポイントに
  • マイケル・ジャクソンとも共演
  • 中指と親指でピックを持つ

ということです。

さっそくみていきましょう

ライトハンド奏法を確立

さてエディヴァンヘイレンといえばライトハンド奏法を確立した人です。

イングヴェイ・マルムスティーンや、もっと前の色んなアーティストが右手をフィンガリングに使うということを考えていました。

また実際に行なってもいました。

しかしあのように左手のトリルと組み合わせて使うというのは本当に革命的でした。

以降さまざまなミュージシャンがライトハンド奏法(タッピング)をするようになりましたね。

ここからライトハンド奏法、タッピングが大ブームになりました。

ジミー・ペイジが右手を使っていたのを真似していたら、思いついた、ということを言っていました。

ピッキング音が素晴らしい

エディのピッキングの音が素晴らしいです。

ピッキングしていると言うか、目の前で弾いているようなリアリティが伝わってきます。

これは

  1. ピッキングが力強いということと
  2. 力強いのにしっかりミュートができている
  3. 楽器のセッティングがいい

などによるものでしょう。

特に初期のご自分で改造したフランケンと呼ばれるギターを弾いている頃は素晴らしいピッキングの音です。

フィンガリングの音がリアルに聞こえる

ピッキングの音と並んで素晴らしいのがフィンガリングの音です。

タッチの音というふうに私は言っています。

これが非常に素晴らしい。

指が弦を捕らえた瞬間の音がまざまざとリアルに伝わってきます。

こちらもやはり正確で力強いフィンガリングの成せる技です。

クリアで素晴らしい音作り

エディのギターの音が素晴らしいです。

前述のように本人の弾き方によることが大きいです。

歪んでいるような、クリアトーンのような、ジャキジャキしている音です。

両方は成り立たない音を両立しています。

それでいて目の前で鳴っているようなリアルさがあります。

音への追求はもちろんあります。

ギターはアーニーボール製のオリジナルモデルですし、

アンプも5150というオリジナルモデルです。

エディ以降のギタリストで使っている人も多いです。

ギターは確かB’zの松本さんも使っていました。

それだけ素晴らしい音だったのですね。

イギリス人の活躍からアメリカギタリスト時代に

ビートルズ、3大ギタリスト以降、イギリス人ギタリストが注目されてきました。

その流れ、というわけでもないですが、イギリスからアメリカに目を向けさせた一人です。

まあ、エディ・ヴァン・ヘイレンはオランダ生まれですが、移住して、デビューしたのはアメリカです。

参考記事

ギタリストの年齢比較・年代比較年代別・生まれ年一覧。

エディ以降、アメリカ人ギタリスト全盛期を迎えます。

逆にイギリス人ギタリストは下火になったというか、あまり目立たなくなりました。

もちろんエディのおかげではありません。

でもターニングポイントにはなっているのかな?とは思います。

マイケル・ジャクソンとも共演

エディはあのマイケル・ジャクソンとも共演しました。

確か「ビート・イット」のギターソロでしたね。

PVにも登場しています。

ビッグ・スターですね。

中指と親指でピックを持つ

エディのギターの特徴としてピックを人差し指と親指で持ったり、

中指と親指で持ったりすることがあります。

多くのギタリストは人差し指と親指のみでピックを持ちます。

それに対してエディは人差し指を使ったり、中指を使ったりします。

これが割と珍しいです。

通常の細かいプレーは親指と人差し指でピックを持ちます。

トレモロ(一つの弦を高速でピッキング)するような場合、中指と親指でピックを持ったりします。

普段のプレイはピックを親指と人差し指でピ持っています。

これ細かいプレイ、正確なプレイには最適です。

親指と中指でピックを持つと、手首の回転軸を活かしたピッキングが出来ます。

この手首の回転を最大限に活かしてエディはトレモロピッキングをしているのですね。

エドワード・ヴァン・ヘイレンの凄さ特徴まとめ

というわけで、エドワード・ヴァン・ヘイレンの凄さや特徴についてみてきました。

まとめると

  • エディはタッピング(ライトハンド奏法)を確立した
  • ピッキングの音が素晴らしい
  • フィンガリングの音が素晴らしい
  • 音作りが素晴らしい
  • アメリカ人ギタリストが注目されるターニングポイントに
  • マイケル・ジャクソンとも共演
  • 中指と親指でピックを持つ

ということでした。

ご参考になさってくださいね!

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