速弾きの練習は必要 | 速弾き練習をしよう!

ギターやベースで、速弾きをやる意味なんてないって思ってませんか?

 

確かに 心のこもったフレーズであれば速い遅いは関係ないかもしれません。

弾きをやる意味なんて ステージ上でやる意味はもしかしてあんまりないかもしれませんね。

 

でも 練習する時は大いに速弾きの練習をした方がいいです。

これは大事な事なので強調します。

 

 

僕は散々基礎が大事と言うってきました。

リズムトレーニングだとかフィンガリングのトレーニング、ピッキングのトレーニング、スケール練習などです。

 

でも、その中でもフィンガリングの練習にもなるし、ピッキングの練習にもなるしリズムの練習にもなる、というのが速弾き練習です。

 

 

それではベースで速弾き練習をすると何がいいのか ここに上げてみましょう

速弾き練習をすると指が無駄なく動くようになる

一つ目は速弾き練習をすると、指が無駄なく動くようになるということです。

無駄な動きがあると、きれいな速弾きになりません。

それに速度も遅くなります。

 

無駄な動きがあるだけで本当に遅くなってフレーズがつっかえちゃうんですよね。

速弾きは指に無駄な動きがあったら出来ません。

 

なのですごく指の動かし方の研究になります。

 

 

今まで中指を使って押さえていたところを薬指にしてみるとか薬指で弾いていたところを小指にしてみるとか色々工夫せざるを得ないんです。

そうすると自分の動かしやすい指というのがわかってきます。

 

これは僕にとって意外と発見でした。

 

まさか速弾きをやることによって動かしやすい指を見つけることができたなんて。

なので指の効率的な動かし方を知りたければ速弾き練習をしましょう。

速弾きはピッキングの練習になる

速弾きというのは文字通り早く弾く(はじく)ことです。

 

右手のピッキングで無駄のない オルタネイトの速弾きをすることによって速弾きというのは成り立っています。

この無駄のない右手の動きを追求すればするほど、右手が速く効率的に動くようになります。

 

なので刻みバッキングが上手くなります。

 

また以外にもカッティングが上手くなります。

 

カッティング練習は逆に速弾きの練習にもなりますので、ぜひ取り組みましょう。

 

速弾きをメロディアスにしようと思えば思うほど、リズムが大事です。

リズムを取って弾かなければフレーズとして成り立たないです。

なので速弾きのするとリズムも鍛えられるんです。

速弾きの練習をすると手に筋肉が着く

速弾きをやっていると手の筋肉が自然とついてきます。

右でも左でもだんだん筋肉がついてくることがわかります。

 

速弾きはテンポ120ぐらいで 8分音符で弾いてたフレーズを16分音符で弾くわけです。

 

そうすると倍のスピードになりますね。

 

ということは倍以上指を動かしているということです。

この分、筋肉に負荷がかかります。

 

なので指が強化されるんです。

速弾きは時間の効率がいい練習!

速弾き練習は時間の効率がすごくいいです。

だってたとえば8分音符で弾いていた時の倍の速さで弾くようなものですから。

今まで 1時間かけての練習の効果が30分で出せます。

こういう考えも出来るわけです。

 

嘘だと思うなら試しに速弾きの練習をしてみてください。

高速道路から一般道に降りた感じ

速弾きの練習を30分やった後にいつものバンドの曲をやってみます。

そうするとなんだかバンドの曲が簡単に弾けてしまうんですね。

余裕ができると言うか、指に無駄な動きが なくなります。

 

例えば 高速道路を走っていて一般道に降りた時に、すごく遅く感じるというようなものです。

 

あるいは田舎の人が東京に行くと東京の人の歩きが速く感じる、というのも言えるかもしれませんね。

 

いつも 速い速度 に慣れていると普通の速度に戻った時に遅く感じられ余裕が出てくるという現象です。

 

色々なことに当てはまりますね。

なので速弾きは効率的に練習するためには絶対オススメです。