「コンテンツの秘密 僕がジブリで考えたこと/川上 量生」を読んで音楽に活かす記事

バンドをコンテンツとして考える

この間コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書)
という本を読みました。
面白かった!
この本バンドにも当てはめて考えることが出来るいい本です。
作者の川上さんはドワンゴ(ニコニコ動画 の)の社長で、ジブリに見習いで仕事をしていた、ちょっとおもしろい経歴の人です。

そもそも、コンテンツってなにか。
これ、最初はよくわからないな、で始まっているのですが、色々この本で考えながら、最終的にはコンテンツとは「遊びをメディアに焼き付けたもの」というシンプルな答えを導いています。
まあ、コンテンツがなにかってことがこの本の面白さではないし、バンドに役に立つとも思えません。

じゃあ、なにが役に立ちそうで、面白かったのか。

アニメって実写に比べたら、画像が正確ではないですよね。
だけど、思わず入り込んで見てしまう。

これはなんでなのか。

川上さんは「物事の本質って、 情報を洗って洗って少ない情報で表現したもの」と言っています。
似顔絵とか考えるとわかりやすいのですが、シンプルな線で描かれているのに本人と似ている、あるいは人間らしさを感じるのは本質を点いているから。

なぜ本質が必要かというと、脳は単純な情報しか認識出来ないから、と言います。
だからバンドも一緒で本質をついた曲を作ればいいかと思います。

じゃあ、本質をついた曲ってなにか。
これは過去のヒット曲を分解していけばいいのです。

最初はコード進行。

これもクリシェとか情熱的なコード進行とか、色々黄金のコード進行ってありますよね。
以下を参考にしてください。
亀田誠治さんの動画です。
亀田音楽専門学校
この番組、録画してみていましたが、ほんとに勉強になりました。

それからメロディとか演奏のフレーズ。

昔、川上さんが着メロを開発していた時、女子高校生に色々着メロを聞かせたところ、わかりやすいメロディが一番評判がよかった、とのこと。
例えばメロディを違う楽器、同じ楽器で重ねて、音が割れてしまってもいいからメロディを聴きやすくしたら大ヒットした、とのこと。

ファンキーモンキーベイビーなどのようにダブルボーカルで歌メロを重ねてもいいし、楽器でユニゾン(違う楽器、あるいは同じ楽器で同じメロディを奏でる)してもいい。同じメロディを重ねてわかりやすくするといいのではないでしょうか。

それからわかりやすくというと言葉のフレーズが聴きやすいボーカルが受けた、と90年台の某プロデューサーが言っていたそうです。

具体的にはボーカルを大きめにしたり、言葉の滑舌を良くしたり(歌詞が聴きやすい声のボーカルを選ぶ)することが大切と言っていたそうです。

いかがでしょうか。
今回はわかりやすい、ということをテーマに書いてみました。

以下の本を参照してみてくださいね。
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