カルロス・サンタナの凄さ、ギターの特徴は?

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

カルロスサンタナというギタリストをご存知ですか?

サンタナは1947年7月20日 メキシコ生まれのギタリストです。

今はアメリカ国籍を取得しているそうです。

サンタナは普通のロックギタリストとはまた違ったテイストですね。

そんなサンタナのギターの凄さ、特徴について語っていきます。

素晴らしいトーン音が良い

サンタナのギターの凄さとしてトーンの素晴らしさが挙げられます。

そのギターの音は暖かく太く、適度に歪んでいて心に刺さります。

このトーンが非常に素晴らしく、

これだけでもサンタナを聴く価値があります。

表現力が素晴らしい

サンタナのギターの表現力が素晴らしいです。

ラテンとロック、ブルースを融合させた

サンタナのギターの特徴といえばラテンミュージックとロックの融合ということが挙げられます。

本人がラテンアメリカのメキシコの出身なのでそうなるのかなと思います。

奏でるギターはブルースのようなフラメンコのようなスタイルです。

ブルース色に少しフラメンコを足したような哀愁のあるスタイルが特徴です。

哀愁あふれるメロディー

サンタナのギターで特に目立つのは哀愁のあるメロディでしょう。

代表曲の「哀愁のヨーロッパ」のイントロはめちゃくちゃ哀愁がありますね。

哀愁があるのにどこか土臭いと言うかブルースっぽさがあるのですよね。

西洋の様式美とも少し違う、ラテンアメリカ独特のメロディを奏でるのが特徴です。

サンタナのギターの特徴・ロングサスティン

サンタナのギターの特徴としてロングサステインというのが挙げられます。

サステインとは音の伸びのことです。

サンタナのギターは非常に音がよく伸びます。

音を長く伸ばすのが好きなのですね。

これは

  • ロングサスティンのギターを使用
  • フィードバックでハウリング状態

というようなことが考えられます。

調べた限りではサスティナーは使っていないようです。

どうやらアンプの近くでハウリングさせているようです。

しかも音によってハウリングポイントが違うので床に印をバミっているそうです。

そしてロングトーンの場面になると、その場所へ行ってハウらせるそうです。

ビブラートをかけない

普通ギターで音を伸ばすとビブラートをかけます。

ところがサンタナはビブラートをかけずにただ音を伸ばしていることもしばしばです。

Charさんいわく、「サンタナっぽくするにはビブラートをかけなければいい!」といっていました。

参照Char meets sahashi(You Tube)

「ビブラートをかけ忘れている?」といわれるほどです。

ただしサンタナの気持ちはが揺れ動いているのは顔を見ればわかります。

顔がいろいろに変化しているので、

わざとビブラートをかけないんだな、ということが想像されます。

顔でビブラートをかけている、とも言えますね。

サンタナの使用ギター

サンタナが使用しているギターはこちらです。

初期

  • レスポール
  • SG

これをみてもフェンダー派というよりギブソン派、ということがわかりますね。

中期

  • YAMAHAのSG2000

こちらはサステイン長くしたい、というサンタナの為に作られたギターです。

ギブソンをベースにしつつギブソンの不満点(重い、弾きにくい)を解消すべく作られたギターです。

その仕様は

  • Tクロスメープルトップ
  • スルーネック構造
  • ブラス・サステイン・ブロック

などとなっています。

メープルという硬い材木をギターの表面に貼り付けることでピッキングの音を損なわずにボディに伝えます。

また、ボディとネックを一体化させて音の減衰を軽減させています。

それからパーツに金属を積極的に使うことでこちらも音の減衰を軽減させています。

近年

  • PRS(ポール・リード・スミス)

こちらは近年メインとして使用されているものです。

材木はメイプルを表面、裏面にマホガニーを使用しています(メイプルトップ・マホガニーバック)。

また、ネックはボディに差し込んで接着するという、セットネックスタイルです。

これらはギブソンのレスポールモデルなどと同じですね。
以下のポールリードスミスSEシリーズはサンタナ氏の発案でスタートしました。
オリジナルのサンタナモデルとはカッタウェイの形状が少し違います。

サンタナがギターにもとめることは?

サンタナがギターに求めるのは

  • 長いサスティン
  • 弾きやすさ
  • 豊かな中音
  • 太いく温かい音

です。

そのためハムバッキングと呼ばれるピックアップが二つくっついたタイプのギターを弾いています。

ノイズは少ない割にハイパワーな音が出ます。

顔でギターを弾く?

サンタナは顔でギターを弾いている、といわれます。

もちろん顔で弦をはじいているわけではありません笑

指の動きや気持ちと連動して顔がくしゃくしゃになったり、

色々な表情をするのです。

あの表情が相まってサントラのギターの魅力があります。

どこまで行ってもギターって身体表現です。

ギターを弾きながら顔を変化させる、というのは見てておもしろいです。

こちらにも感情が入ります。

歌を歌う人も無表情で歌うより表情を変えて歌ったほうが良いですよね。

それと同じです。

サンタナのギターが楽しめる楽曲

サンタナのギターを楽しめる曲としては

  • 哀愁のヨーロッパ
  • ローリン・ヒルの曲「To Zion」
  • ロブ・トーマスとの曲「smooth」

などがおすすめです。

カルロス・サンタナの凄さ、ギターの特徴は?まとめ

というわけでカルロス・サンタナのギターのすごさや特徴について見てきました。

まとめると

  • サンタナのロングトーンがすごい
  • 音が良い
  • ロングサスティンが特徴的
  • ブルースとラテンミュージックを融合
  • 哀愁溢れるメロディ
  • 顔でギターを弾く

ということでした。

ご参考になさってくださいね!

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