ベースで躍動感を出す方法とは?

先日バンド練習をしていて感じたことです。

それは「ダウンピッキングって躍動感が出ない」ということです。

ベースはダウンピッキングで弾くのがベストだと思っていた時期がありました。

それを思い出してバンドでも極力ダウンピッキングをしてみました。

でも、8ビートのダウンピッキングを「ダダダダダダ 」って弾くと変化がないというか、曲がベタっとしませんか?

転がるような躍動感が出ないというか。

ダウンピッキングは疾走感は出ます。

だけど躍動感が出る、という感じでもないんです。

躍動感のあるベースってかっこよくないですか?

曲自体が踊れるというか。

そんな躍動感のあるベースを弾くにはどうすればいいかということを考えてみました。

躍動感のあるベースとは?

じゃあ、躍動感のあるベースとはいったいどんなベースなのでしょうか。

weblio辞書によると躍動感とは

生き生きとしていて動きがよく分かるような様子雰囲気のこと、または、見ている人にそうした生き生きとした様子がよく伝わるような表現などのこと。「躍動感の溢れ写真」「躍動感のある彫刻」などといった具合に使う。

参考URL「weblio-躍動感」より引用

 

「生き生きとして動きが良くわかる様子」、音に変化があると躍動感がある、ということです。

音に変化があれば「動きが良くわかる」からですね。

また「見ている人に動きが伝わること」とありますね。

これはステージアクションや演奏しているときの手の動きが関係しそうです。

つまり躍動感のあるベースとは

  • 音程が良く変化する
  • 音量が変化する
  • リズムが変化する
  • ステージアクションをする

この四つが必要といえそうです。

音程が良く変化するベースは躍動感が出る

先ほどの躍動感の定義からすると、音程が良く変化するベースは躍動感が出るといえます。

音程が良く変化するということはルートを弾くだけよりも、動くベースを弾くことです。

ベースラインが動くと、リズムもとりやすくなります。

ルートを「ベベベベベ・・・」と弾いていても、そこからリズムを感じ取るのは難しいです。

でもベースライン(音程)が上下に動いていると、音程の変化にします。

すると躍動感につながります。

 

音量が変化するベースは躍動感が出る

音量が変化するのも躍動感につながります。

音量が変化すると、躍動感の定義である「音に変化がある」になるからです。

一曲の中でも静かになるところは思いっきり静かに、盛り上がるところは大きな音にするということです。

クラシックでいうところのピアニッシモ(思いっきり静かに)、フォルティシモ(思いっきり大きく)というと分かりやすいでしょうか。

静かにするところは静かにすることで、大きな音にしたときに盛り上がりが協調されます。

こうやってメリハリをつけることが躍動感につながります。

オルタネイトピッキングによる音量変化

また、ピッキングに関してもこの「音量の変化」が言えます。

冒頭に出てきたダウンピッキングは下方向のみの腕の動きです。

そのため、一回目と二回目のピッキングの音量や音の質が同じになりやすいです。

なので突っ走る感じというか、安定したベースが弾けます。

しかし、音量が変化しないということは、躍動感に欠けやすい、とも言えます。

ちょっと古いですが、例えばイエローモンキーの「SPARK(スパーク)」という曲を見てみましょう。

この曲のBPM(テンポ)は165くらいです。

ダウンピッキングでも弾けるくらいの速さです。

でもベースのヒーセさんはオルタネイト(ダウンとアップピッキングを交互に弾くこと)で弾いています。

ヒーセさんと言えば以前のインタビューでダウンピッキングのメリットについて「普通はオルタネイトで弾くところもダウンピッキングで弾く。それはスピリチュアル(精神的)な意味もあるけど、一番は音の粒そろい、ノリが出るから」と言っていました。

そんなヒーセさんがSPARKに関してはオルタネイトとは・・・

通常のヒーセさんのベースラインは音程変化しまくる、というのが僕の解釈です。

そのヒーセさんが、SPARKに関しては珍しくルート弾きです。

そのため単調になるのを避けるため、あえてオルタネイトをしているのではないでしょうか。

ほら、ダウンピッキングのみで弾くと躍動感が出ない、につながりますでしょ?

 

リズムが変化すると躍動感が出る

リズムが変化すると音に躍動感が出ます。

それは音の変化を感じ取れるからです。

逆にいうとルートを単純にダウンピッキングで弾くと、躍動感が出ない、ということです。

リズムが変化する、というのは簡単なことです。

同じルートでも8ビートに音を当てはめて「ベベベベベ」と単純に弾くよりも「ベーベベ、ベーベベ」と弾いたほうが動きがでますよね。

動きが聞こえやすい、というか。

動きが出る、ということは躍動感につながります。

レガート(音を伸ばす)だったりスタッカート(音を短く切る)を組み合わせる

また、音をスタッカートで切ることをやってもいいですね。

先回のバンド練習でも、8ビートの曲でもあえて「ベベッベ、ベーベベ」というリズムで弾いてみました。

文章だと表現しづらいんですけど レガート(音を伸ばす)だったりスタッカート(音を短く切る)を組み合わせて弾いてみたのです。

いつもと違うので、バンドメンバーは変な顔してましたけどね。

でもやってみたら、だらだらと流れてしまいがちな演奏に変化と躍動感が出ました。

 

おまけ・ステージアクションすると躍動感が出る

ステージアクションは演奏とは関係がないので、おまけです。

芸術とか、アート(同じ意味)って身体表現なんですよね。

音から体の動きがわかるというか、だからこそライブでステージアクションを見てみたいというか。

人は躍動感のある音源を聴くと、躍動感のある演奏者を想像します。

その表現たるライブで、躍動感のあるステージアクションをするのは当然のことです。

より伝えたいことがあるからステージに立つわけです。

そこで躍動感のある動きを見せるべきだと思うのです。

それに躍動感のあるステージアクションを見た後、音源を聴くと、聴こえ方がその前とは一変します。

ぜひステージで暴れましょう。

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ベースで躍動感を出す・まとめ

ここまで躍動感を出す方法を見てきました。

おさらいすると

  1. 躍動感とは生き生きとして動きが良くわかること
  2. 上記のために音程を変化させる
  3. 音量を変化させる
  4. リズムを変化させる
  5. おまけ・ステージアクションをする

ということですね。

三つすべてを込める必要はない

実際のところ、おまけ(ステージアクション)以外の三つのすべてを一曲に込める必要はありません。

すべてを躍動感に捧げてしまうと、今度は安定感がなくなってしまいます。

躍動感を出したければ最低どれか一つ、出来れば二つをベースラインに活かせば躍動感は出るはずです。

今弾いている曲にもっとも合う方法をいろいろ試して、一番かっこいい弾き方を見つけてみてくださいね。

躍動感を出しつつ、曲とコード、リズムを安定させる。これがベースの役割です。

つらいね、ベーシストは。

ダウンピッキングを否定してないよ

さて、ダウンピッキングを否定するような記事になってしまいました。

しかしそうではなく、躍動感を出したいのであればダウンピッキングのみで弾くのではなく、上記の方法を意識する、ということです。

実際私はダウンピッキングが結構好きです。

参考サイトダウンピッキングの効果とは?

というわけで参考にしてみてくださいね。

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