こんにちは！ピンバタ・オリ（ @pinbutter ）です。
イエローモンキーのギタリスト、菊地英昭さんをご存知ですか？
イエローモンキーのギタリストとして活躍し、最近ではいろいろな方のサポートをしています。例えば、吉川晃司さんのサポートメンバーとしてもツアーに同行しています。
そんな菊地英昭さんの特徴や凄さについて語ってみたいと思います。
何でもそつなくこなすカラフルギタリスト
菊池さんは特別何かがすごいという感じではありません。
しかし、何でもそつなくこなしてしまいます。
元々セッションギタリストなども行っていたせいか、技術のレベルが全般に高いですね。
いろんな音楽に対応できるカラフルなギタリストだと思います。
エフェクターの使い方も上手いですし、バッキングもうまい。
何でも素晴らしいですね。
イエローモンキーがあれだけ大きなバンドになった一つの原因として、菊地英昭さんが吉井さんの要求に全部答えられるようなギタリストだからと思います。
速弾きは少ない
菊池さんのギタースタイルでは速弾きは少ないです。
多少速いのはアルバム「Jaguar hard pain」の「薔薇娼婦麗奈」のギターソロでしょうか。
ここではスパニッシュでスピード感のあるギターソロを披露しています。
ハムバッキング搭載ピックアップギターがお好き
菊池さんといえば、ハムバッキングのギターを使うというイメージです。
イエローモンキーの初期の頃は全般的にハムバッキングを搭載したギターを使っていました。
その後、イエローモンキーがブレイクしてからシングルコイルピックアップも使っています。
また、吉井さんのソロツアーなどではシングルコイルのピックアップを搭載したストラトキャスターを使っています。
シングルコイルピックアップのギターを使い出したわけとは？
もともとハムバッカー派だった菊池さんがシングルコイルのギターを本格的に使い出したのは、イエローモンキーが人気になってからでした。
シングルコイルピックアップのギターを使い出した理由は
- レンジが広い
- 歪みの和音でも音が潰れない
- ニュアンスがつけやすい
という特徴からです。
シングルコイルというと、線が細そうな印象です。
でも菊池さんいわく、「バンドサウンドの中でも抜けてくる」ということでした。
ジャリッとした音、ピックを深く当てた音
菊池さんの音はジャリッとした音がします。
生音で結構太いと言うか、ピックを深く当てているような音ですね。
また、ピック自体も割と厚めの1ミリくらいのやつを使っているのかな？と想像されます。
シンプルな良い音！
菊池さんの音は良い音です。
ギターも、弾き方も良いし、機材も考えられています。
昔のイエローモンキーではエフェクターを駆使していました。
でもアルバム「SMILE」の頃から、武道館でライブをやった頃からシンプルな音作りになってきました。
ナチュラルに歪んでいる
菊池さんのサウンドを聴くと、近年はそれほど歪んでいる感じが無いです。
ナチュラルにアンプで歪ませたような音です。
強く弾けばジャリッと歪み、弱く弾けばクリーン寄りの音です。
昔のギタリストのような感じですね。
菊地英昭さんのギターの凄さ、特徴まとめ
というわけでイエローモンキーのギタリスト、菊池英昭さんについてみてきました。
まとめると
- 菊地英昭さんはベテランのギタリストで、何でもそつなくこなす。
- エフェクターの使い方も巧みで、バッキングも上手い。
- 速弾きは少ない。
- 速いのは「Jaguar hard pain」の「薔薇娼婦麗奈」のギターソロなど。
- ハムバッキング搭載のギター愛用。
- ジャリッとした音、ピックを深く当てた音が特徴。
- シンプルな音作り。
- 近年はナチュラルなアンプ歪みサウンドを好む。
ということでした。
ご参考になさってくださいね！
