個性的な子供っていじめられますよね。
実は僕もそうでした。
みんなと考えが合わず、今で言う「コミュニケーション障害」なのかもしれません。
うまく話できないし自分に自信がないし。
そんないじめられっ子根性が中学生ぐらいまで続いていました。
親の教育も悪かったんでしょうね。
自信をつけさせるような教育、例えば褒めてあげるとか、そういう教育をしてくれればよかったんです。
しかしうちの親はダメ出しばっかりでした。
そうするとやっぱり自分にも自信がなくなるし、自信がないといじめられやすくなるんですよね。
そんな僕が15歳の時に出会ったのがロックミュージックでした。
15歳の時に初めて x japan を見たとき頭の中の何かが吹っ飛んだことを覚えています。
そして弟に比べて、勉強もできない運動神経も0だった僕が唯一、弟より優れているものそれが 楽器の演奏であり、バンド活動でした。
弟には運動でも勉強でも叶わなかったけど、楽器という趣味をずっと続けている。
これはあいつにはない強みです。
僕の小さなコンプレックスは徐々に解凍されていき、やっと今頃になって自信を持って生きていけるような気がしてきました。
未だにストレスの溜まった時など楽器を弾くことが一番のストレス解消になります。
家族と出かけるとか子供と笑い合うなんてのもストレス解消にはなるんですが、僕にとって楽器が一番ストレス解消になるんです。
楽器で自分の心のままに、あるいは欲望のままに、あるいは悲しみのままに、あるいは怒りのままに、あるいは楽しさのままに、あるいは愛しさのままに。
いろいろなことを表現する。
下手でもいいんです。いろいろ表現しているうちに心が解放されるというか満たされていくんですよね。
やっぱり楽器の力ってすごいと思います。
人を救う力がある。
少なくとも自分は救われましたよ。
さらにバンドの力になるとそれが 2倍にも3倍にも膨らます。
なので自分に自信のない人、ストレスがたまる人、いじめられっ子は楽器を演奏して、バンドをやってみてもらいたいと思うんです。