べーで耳コピするのって最初の頃は難しくないですか?
特に早いフレーズとか和音とか。
僕は最初ベースの音がどれかわからなくて苦労しました。
そのつぎはベースの音が聴こえるようになったら今度はどうやって弾いているかわからない。
何度も何度も耳コピして、やっと少しは耳が鍛えられてきた という感じです。
そんな風に耳コピをやっていて、一つ気がついたことがあったんです。
それはベーシストが、あるパターンに沿ってフレーズを組み立てていることなんです。
そう、パターンとはスケールですね。
これを発見した時に僕の耳コピ技術は一気に向上しました。
【さっそくやり方】
ベースの音が聴こえない時でも、なんとなくルート音はわかると思います。
わからない人はひたすら音源聴きまくってくださいね!
ルート音をみつけたら、そこからペンタトニックスケール(メジャーならメジャー、マイナーならマイナーのペンタトニック)を弾いてみます。
そうすると…
なんか音源のベースフレーズと共通する響き、ないですか?
ロックバンドのベースフレーズってペンタトニックスケールで音を組み立てていることが多いんです。
それに隙間を半音で埋めたりして組み立てています。
もちろん他のスケールも使うんですのですが のりを出すにはペンタトニックが出しやすい 気がします。
実際色々なベースをコピーしましたが ペンタトニック が一番使われていると思います。
曲によってクラシカルな曲とか、アンサンブルで必要な時は他のスケールも使います。
しかし、基本は何度も言うようにペンタトニックスケールを使っていることが多いです。
なのでベーシストが耳コピしたいときはペンタトニックスケールを意識してみてくださいね。
きっとコピーがやり易くなりますよ!
そんなんじゃベースの力がつかない、という精神論者は無視してくださいね。
ただ、魚を獲るのにやみくもに海に向かって網を投げるより、魚群探知機で魚のいそうな場所を見つけてから網を投げる方が効率的だと思います。
それと一緒で、ルート音とスケールを意識することで、聴こえている音が5度の音よりは低い。じゃあそれより低い音を探ってみよう。
と大体の見当をつけることができます。
なので耳コピをする時はスケールを意識しながらコピーすると上達が早いですよ。
おすすめです。