音楽スタジオなどでたまに聞く、デッドな環境って、 わかりますか?

デッドな環境とは

デッドな環境とは、自分の出した音が死ぬ(dead=デッド=死んでいること) という意味。
つまり自分の音、残響がほんと響かない環境のことですね。
音の響きが悪いという意味です。
ライブや演奏会ではネガティブな意味に使われたりもする言葉です。
しかし、バンド練習するときには、このデッドな環境の方が良いのです。
スタジオでは、余計な音が聞こえずにとても練習しやすいんです。
それは出された音がどんどん壁に吸い込まれる感じです。
一音一音、クリアに聞こえるし、自分の音も他のメンバーの音もクリアに聞こえる。
つまりそのぶんだけ、自分の間違いに気がつきやすいんです。
スタジオって、間違えるところですからね!
 なるべくこういう環境でやった方がいいと思います。
自分の音がいつまでも残ってるとやりづらいですよー!
音が壁に吸い込まれるから、音が作りやすい!?
音作りもしやすいですね。
歪みとかかけても どんどん壁が音を吸ってくれるので とても音作りしやすいのです。
デッドなスタジオの見分け方
デッドなスタジオはどうやって見分ければいいでしょうか?
もちろんそれは音を出してみるに限るのですが、見た目で判断するとなると壁に穴が空いてるかどうか というのがひとつの基準ですね。
 昔の音楽室みたいに有孔ボード(穴の空いた壁)を使っているかどうかが一つのポイントです。
 というわけでデッドなスタジオを見つけたら、大事にしましょう!