ベースギター 弦によって音量が違う時の対処方法

昨日前回のライブの映像を見ていて思ったことがあります。

それはベースの弦によって音量が違うということです。

もちろん練習の時などに気がついてはいました。

しかし、弾き方でなんとかしていました。

だけどもライブではパフォーマンスもしなくてはなりません。

音量バランスにだけ気を配る訳にもいかないんです。

それに基本的には楽器がバランス良く鳴ってくれるのが一番いいです。

なので自分で調整すべく、頑張ってみました。

そもそもピッキングでの音量調整は限界がある

そもそもピッキングでの音量調整は限界があります。

音量を出そうと強めにピッキングすれば音質が変わってしまうからです。

つまりアタックが強調されます。

また逆に音量を下げようと思って弱くピッキングするのも難しいです。

ルート弾きならいいですが、おかずなどは難しいですね。

なので楽器の調整でなんとかしたいんです。

もともと2、3弦のピックアップが高い場合がある

もともとネックのフィンガーボードにRがついている楽器もあります。

ベースではほとんどRがついています。

その為ブリッジの高さも2、3弦(ベースの場合。ギターは3、4弦)は高くしてあげる必要があります。

ピックアップ自体も2、3弦のところは高くなっている楽器もあります。

なので自分の楽器のピックアップを良く見てみましょう。

僕のベースは2、3弦のピックアップが高くなっていました。

こういう場合は2、3弦を高くして調整しましょう。

弦高を調整して音量調整

弦の高さを下げるとピックアップに近づきます。

近づくと音量が上がります。

弦の高さ(弦高)を上げると、ピックアップから遠ざかります。

その為音量は下がります。

なので、特定の弦の音量を下げたければ弦高を上げましょう。

注意点としては、弦の高さを上げると、弦の張力が上がって音が大きくなることです。

矛盾するようですが、マイクであるピックアップと、楽器の鳴りは別の原理です。

弦の張力が上がったまま、今まで通りのピッキングをするとどうなるでしょう?

抵抗の強くなった弦を弾くので、理論的には大きな音が出ますよね。

なので、張力を弱める調整が必要になってきます。

弦の張力を弱める調整方法

弦一本だけの張力の調整というと、出来ることは限られます。

素人に出来るのはペグに巻く数を少なくするくらいです。

なので弦高を上げたら、ペグに巻く数を少なくしてみましょう。

そうして高くなった張力を逃がしてあげましょう。

弦を低くすると倍音が出て、音量が上がる

弦を下げると張力が弱くなり音量は下がるはずです。

しかし、下げすぎると弦がビビり(フレットに弦が当たる)、音量が強くなることがあります。

狙って調整する場合はそれでもいいです。

そうではない場合はその事を考慮しましょう。

ピックアップを上下させる

ピックアップを上下させるのも音量調整にはいいですね。

ピックアップを下げると音量は小さくなります。

逆に上げるとパワーが出て、音量は上がります。

これもやり過ぎには注意が必要です。

パワーが出ると音が歪んでしまうからです。

やり過ぎると芯がなくなった音になります。

このやり方は離れた弦の音量調整にはいいです。

隣り合う弦の音量調整には向きません。

隣の弦の音量にも影響を与えるからです。

イコライザーで調整

イコライザーで調整する、ということも出来ます。

どうしても大きくなってしまう音域をイコライザーで調整します。

これは完全ではありません。

弦別の調整が出来ないからです。

しかしバランスの悪さをある程度調整出来ます。

定規などて高さを測ろう

弦高やピックアップの高さを調整するときにぜひやってもらいたいことがあります。

それは定規で高さを測る、ということです。

目分量は結構いい加減です。

なんかこの弦の音が大きいな、と思うとピックアップが高かったりします。

これも定規で測ることではっきりします。

なので、高さ調整するときは物差しで高さを測ってみましょう。

弦によって音量が違う対策まとめ

ここまで、弦によって音量が違うときの対策を考えてきました。

まとめると

  1. 弦高を高くするとピックアップのパワーが下がり、音が小さくなる
  2. 弦の張力が上がると音が大きくなる
  3. 弦高を上げて張力が上がると1.と矛盾する。その場合は巻き数を減らして張力を弱める
  4. 弦高が低すぎると倍音が出て音量が大きくなる
  5. イコライザーで調整する
  6. 調整は定規で測りながらする

ということです。

あと、ネックの状態によってはポジションによって音量が変わる、ということもあります。

その場合は素人の調整では難しい場合も多いので、プロに任せましょう。

楽器の調整は実は微妙です。

音量はほとんど音を拾うピックアップと張力を調整することで解決出来ます。