バンドの衣装というのは結構難しいテーマだったりしませんか?
普通の格好で出てるパンクバンドとかもいますけどね。演奏によっぽど自信があればそれでもいいかもませんね。
でも見た目でも ライバルたちに差をつけたいですよね。
そうなると衣装に工夫 が必要になってきます。そこでバンドの衣装の考え方について考えていきたいと思います。
バンドのライブ衣装の考え方
バンドの衣装について、まず始めにあらすじ的に書いておきます。
- 衣装を揃える
- 衣装をバラバラにする
- テーマに沿って考える
- TPOで考える
- Iライン、Yライン、Aラインで整える
- 手首・足首・首の「三首」+足元がポイント
- バンド衣装のアイデアいろいろ
といったことについて書いていきます。
それでは解説していきますね!
衣装を揃えると、一体感が出る
衣装を揃えて衣装を揃えると、一体感が出ます。
特にライブハウスなどの狭い空間で効果的です。
ライブハウスはお客さんとバンドの一体感が魅力の一つだからです。
狭いステージにみんなの視線が集中しむす。そのためどっちを見ても同じような人がいて、安心させる効果があります。
どちらにしてもバンド全員が同じ衣装を着ることによって一体感が生まれます。
そう一体感。これが衣装に求められるものです。
みんなチグハグな格好だとぱっと見どんなバンドかよくわからないです。
衣装が揃っていると、お客さんもバンドのイメージをつかみやすいと思います。
また「あの格好をしているバンドね!」とお客さんの覚えもよくなります。
手前味噌ですが、昔やっていたバンドは全員上半身裸でライブをしていました。
これがインパクトがあったようで、他の地域の人からも「あー、あの裸族のバンドね!」と覚えてもらえました。
なので、覚えてもらうには衣装の力も使うのもいいですよ。
衣装をバラバラに〜個が際立つ・被らない
上の話と矛盾しますが、衣装を全員バラバラにするのも一つの方法です。
こうすると、バンドというよりもメンバー一人一人の「個性」が引き立ちます。
当然衣装が違うのでメンバーを覚えやすくなりますね。
また、こうすると他のバンドとも被りにくくなります。
この場合、それぞれ毎回同じ衣装にしてもよいでしょう。
そうすることで、次にライブをやったときに思い出しやすくやりますよね。
これはバンドよりもメンバーのキャラが立っている時におすすめです。
テーマ・コンセプトに沿って考える
とりあえずバンドのテーマやコンセプト洗い出してみましょう。
爽やか系なのかパンク系なのか、ハードロックなのか。それぞれのジャンルでステレオタイプな衣装があります。
ロックンロールなら革ジャン、パンクならぼろぼろのスキニージーンズと薄手のTシャツ、スーツなんかを着るバンドもありますね。
自分たちにはどれがしっくりくるか、考えてみましょう。
その上で、あえて違うタイプの衣装を選ぶのもありです。
先爽やか衣装でパンクなら、パンクが苦手なお客さんを呼び込める可能性があります。
基本衣装はとっつきやすい衣装の方が僕はいいと思います。恐い格好だと、お客さんが寄り付かないかもしれません。
でも恐い格好でも性格が明るかったら、ギャップで受けるかもしれません。
自分たちのキャラも考えて、爽やかならダーク系とか、恐いキャラならかわいい格好とか、バランスをとってみるのもいいですね。
とにかくバンドのキャラからスタートしてみます。
昔KISSというバンドは奇抜な格好でシンプルなロックをやっていました。それが大当たりでしたね。
何が当たるか本当にわかりません。
TPO で考える
TPO で衣装を分けるのもいいですね。
例えばフォーマルなライブの時はスーツやジャケットなど、きれい目な格好をするといいですね。
昔のバンドはカルバン・クラインやジャンポール・ゴルチエの服を着てたりしました。
そういうブランドの服は簡単に個性が出せるのですが、なにせ高いです。
汗でびしょびしょになるので、もったいないですよね。
そんな時におすすめなのはユニクロです。
最近のユニクロでUNIQLO Uというのがありますね。
ルメールという有名なデザイナーがプロデュース(?)しています。なので、攻めたデザインのスーツなどがあります。
このあたりも活用するといいですね。
あと、コンセプトのあるイベントに参加する場合はその雰囲気に合わせた衣装を着るのもよいですね。
みどりの日のイベントに緑のTシャツを着て出演したことがあります。
Iライン、Yライン、Aラインで整える
さて、今まではコンセプトなどの話をしてきました。
そうやって選んだ衣装を以下の基準で見てみましょう。
Iライン、Yライン、Aラインという言葉をご存知ですか?
Iラインは上下細い服のこと、Yラインは上がボリュームのある服、下(ズボン)が細身のもの、A ラインは上がタイトな服、下がボリュームのあるズボンというものです。
こうすると体型がきれいに整って見えます。
いくらバンドの衣装といっても、ダサかったり野暮ったかったりするのはNGです。
上記を意識して衣装を選びましょう。
また、ファッションバイヤーのMBさんのチャンネルは参考になりますので、見てみてください。
手首・足首・首の「三首」+足元がポイント
A・I・Yの次に紹介するのが「三首」を意識することです。
三首は手首・足首・首のことです。
アパレル界隈ではよーく聞く話ですよね。特にライブではアクションステージアクションをしますよね。
その際にこの動く先端の三首に視線を集めることで動きをオーバーに見せることが出来ます。
ブレスレットやうでまくりをすると手の動きが目立つし、パンツの裾を巻くって足首を出すと足の動きに注目が集まります。これは見ている方は全く意識しないでしょう。でも無意識に見ているものです。
また首も目立つところなので、おしゃれなネックレスをするだけで、「それっぽく」なります。
それから靴ですね。ここも目立つので手を抜かないようにしましょう。
というわけで衣装が多少キマらなくても、三首と靴はいいものを選びましょう。
また、衣装をメンバーで合わせている場合、ここで個性を出すことが出来ます。
バンドの衣装のアイデアいろいろ
それじゃどんな衣装がいいのか、思い付くまま書き出してみたいと思います。
- スーツ系
- ダメージのスキニージーンズとTシャツ
- ワイドパンツに細身のTシャツ
- つなぎ
- 上半身裸
- ビキニ(レディガガは下着で演奏して注目された)
- 革ジャン革パン
- シャツにジーンズ
- 普通におしゃれな格好
- ブランドでかためる
とまあ、こんな感じが思い付きました。意外と難しいです。
流行のちょっと先を行く
流行のちょっと先をゆくのもいいですね。
パリコレ、ミラノコレクション、などをチェックして、流行を追っかけましょう。
そしてそれらをフォローするのもいいですね。
これは冗談のように聞こえるかもしれません。
でも例えばBOOYというバンドは、ボディコンブームよりも先にゴルチェの服を着て、ボディコンシャスな衣装を採り入れていました。
バンドがライブをするときの衣装まとめ
というわけでバンドがライブをするときの衣装について見てきました。
冒頭に書いたまとめをもう一度書くと
- 衣装を揃える
- 衣装をバラバラにする
- テーマに沿って考える
- TPOで考える
- Iライン、Yライン、Aラインで整える
- 手首・足首・首の「三首」+足元がポイント
ということでしたね。
ここに書いたことがすべてではないですが、これらを基準に考えると衣装を選びやすくなると思います。
どんな衣装ならお客さんが喜ぶか、という視点で考えてみてくださいね!
また、重複するかもしれませんが、以下の記事も読んでみてください。