ギターの弦をカスタムするってどういうことでしょうか？２つの異なるゲージの弦を買い、自分の使いたい弦だけ抜き出して使ったり、バラの弦を買ったりします。
何のためにギターの弦をカスタムするの？
何のために弦をカスタムするのでしょうか。
- 低音を細く高音を太くする
- 低音を太く、高音を細くする
- 6弦をドロップチューニングにするので太い弦にカスタム
だいたいこんな感じでカスタムすると思います。
具体的に色々な事例をみていきましょう。
音量がなるべく均一になるように太さの差を縮める
弦の太さがなるべく均一になるようにカスタムする場合をみていきましょう。
こうすることで、弦の音量が同じになってきます。
普段の音の中でコードを絡めながらソロをやる場合、6弦から1弦まで、同じような音質と音量で出てくれると助かります。
そんな場合、例えば1弦を11とか、12のゲージで3弦まで張り、6弦は などの細めの弦を張ります。
太さは好みですが、こうすることで6弦から1弦まできれいに鳴ります。
アコースティックギターでなるべく均一にする場合があります。
低音は太い音、高音は弾きやすくカスタム
低音弦は太く、高音弦は細くカスタムすると迫力のある低音が出せます。と同時に高音弦はとても弾きやすくなります。なのでテクニカルなソロをやる時にこのようなカスタムをします。
また、アコースティックギターで低音を強調したい時は低音弦だけ細くしたりします。
6弦ドロップチューニングで6弦だけ太くする
6弦だけドロップチューニングにしたい場合、太くすることがありますよね。
カスタムゲージの弦は売っている
昔からカスタムゲージの弦は販売されていますね。
例えばアーニーボールでいうと、レギュラーはこんな感じ。※以後、単に0.010は単に10と省略表記します。
アーニーボール レギュラーゲージ
10 13 17 26 36 46
0.010インチから始まる、定番のゲージですね。
次のカスタムゲージをみてみましょう。
アーニーボール カスタムゲージ2個セット
9 11 16 24 32 42
こちらはレギュラーに比べると全体に細いゲージですね。ライトゲージですね。
アーニーボール ハイブリッドスリンキーカスタムゲージ
9 11 16 26 36 46
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こちらは高音弦はライトゲージ、低音弦はヘビーボトムゲージとなっています。
これなら迫力ある低音と速いソロにも対応した高音弦というものです。
アーニーボール エクストラスリンキーカスタムゲージ
8 11 14 22 30 38
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此は全体的に細いゲージですね。手の力が弱い人や、練習で疲れたくない場合に使用すると良いですね！
アーニーボール スキニートップ ヘビーボトム
10 13 17 30 42 52
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これは最初の3つの弦はレギュラーですが、4弦から鬼のような超ヘビーゲージになっています。1弦は普通でいいけど、低音弦にパワーがほしい人向けです。
アーニーボール パワースリンキー
11 14 18 28 38 48
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かなりのヘビーゲージですね。ダウンチューニングや重いリフ、パワーコードに向きます。メタルをダウンチューニングでやるときはいいんじゃないでしょうか。
スティービー・レイボーンのカスタム弦
スティービーレイボーンはやたらに太い弦を使っていました。
以外、エレキギター博士のページより記事引用しました。
(スティービーの特徴は)「やたら太い弦」を使っていたことです。氏が使用した弦はGHS製で、1弦から、
「.013、.015、.019、.028、.038、.058」
という変則的なゲージでした。これは.011からのゲージの1弦と6弦のゲージをアップしたものに相当し、3弦は「プレーン弦」です。いかに半音下げチューニングを採用しているとはいえ…
１弦が0.013インチって…どんだけ太いのでしようか。
スティービーは「太い音が好き」だったそうです。
しかしさすがに指にダメージがあるので、接着剤などで保護していたそうです。
やっぱり太い音にしたい時は太い弦を張るのですね！
