最近の歌ってなんだか難しくないですか歌うのはとても難しいです 昔の歌はもっとカラオケなどで気軽に唱えた気がします
夜遊びとかヒゲダンとか 米津玄師さんとか。歌詞の一つ一つに音程が当てはめられていて、しかもそれが激しく変化します。
なので昔カラオケでおじさんがロングトーンでごまかすような歌い方はもはやできないんですね。
何故最近の歌はそんなに難しくなったのでしょうか。
【この記事の概要】
- 作り手や聞く方が簡単な歌に飽きてきた
- コンピューターでボーカロイド用に作曲するので人間が歌うには難易度が高い
- tiktok や YouTube などで海外のアーティストを聞く機会が増えたのでレベルアップせざるを得なくなった
ということです。
さっそく詳しくみていきましょう!
みんな簡単な歌に飽きた
まず最近の歌が難しい理由として「簡単な歌に飽きた」というのが挙げられます。
基本的にメロディーは「ドレミファソラシド」の7音階しかありません。なので 簡単なメロディー構成にしてしまうと「何か聞いたことのあるような歌」になってしまうんですね。
そこで人とかぶらないように作曲していくとどうしても音程の変化を細かくつける、という方向になってしまいます。
他の歌との差別化をするのに細いメロディにするしかなくなってきているんですね。
簡単に言えばネタ切れといえばネタ切れなんです。
また、聞く側も簡単なメロディーの歌に飽きています。刺激というのはいつも聞いているものと違うから刺激になるわけです。いつも簡単なメロディーを聞いているとそれでは満足できなくなってしまうんですね。 歌謡曲の時代が終わり、j-pop全盛、アイドル全盛の時代と来て、それが終わって今は難しい歌がのブームが来ているのです。
コンピューターで作曲、ボカロの影響
ボカロの影響は少なからずあると思います。と言うかかなりあると思います。
ボカロというのはボーカロイドで指定した音階に合わせてコンピューターが歌を歌ってくれるというものです。
米津玄師さんの歌が難しいのは昔、ボカロで曲を発表していた影響だと思います。
今でもコンピューターで作曲してらっしゃいます。なので自分が歌えるかどうかよりもかっこいいメロディーを優先して作っていると思われます。
昔のアーティストだったらギターやピアノを弾きながら鼻歌で曲を作っていました。もちろんピアノでメロディを作る人もいますけどね!
しかし楽器でメロディーを作っても自分の手ぐせでついついメロディーを作ってしまうんですね。なぜならそれが弾きやすいからです。
また鼻歌も結局自分の歌いやすいメロディを作ってしまう傾向にあります。
それに対してパソコンやコンピューター上でメロディーを作るならば、音符を一個上に上げたり下げたりするだけで簡単にメロディーが作れます。
そうやって自分達の聞いててかっこいいメロディーを追求した結果、とても難しいメロディーになってしまったと考えられます。
つまりボーカロイドで歌わせることを前提に作って、それを人間が歌うから難しいということですね。
Tiktok、YouTube などから外国の影響を受けた
最後は外国の影響です。
アメリカのアーティストは歌がうまくないとトップに登れません。日本のように曲がいいから、歌詞が良いからだけではダメなんですね。
TiktokやYouTube で気軽に海外のアーティストを聞けるようになりました。
昔は CD を買わないと海外のアーティストを聞けませんでした。それは友達からの口コミで広まったものでした。
ところが今は YouTube であなたへのおすすめとしてアーティストが出てきます。
また tiktok などで海外のアーティストを聞く機会が増えました。
こういう影響もあって日本のボーカリスト達も本格派の歌を歌うようになったと推察されます。
最近の歌が難しい理由3つ。のまとめ
というわけで最近の歌が難しい理由三つ見てきました。
まとめると、
- 作り手や聞く方が簡単な歌に飽きてきた
- コンピューターでボーカロイド用に作曲するので人間が歌うには難易度が高い
- tiktok や YouTube などで海外のアーティストを聞く機会が増えたのでレベルアップせざるを得なくなった
ということでした。これが全てではないと思いますが皆さんはどう思いますか?