こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ハイスタ(Hi-STANDARD)のドラムのつね(恒岡章)さん。
非常に残念でショックなことに2023年2月14日に亡くなったそうです。
心よりお悔やみ申し上げます。
そんなハイスタのつねさんのドラムのすごさ、特徴を振り返ってみたいと思います。
スピード感がすごい
つねさんのドラムはとにかくスピード感がすごかったです。
スネアの連打の速さ、めちゃくちゃでした。
ちゃんと叩いてんの?って感じでした。
コピーするとわかりますが、自分は手がついていきませんでした。
そのぐらい速かったです。
スネアとシンバルの乱れ打ちが特徴的
そしてつねさんの特徴はスネアとシンバルの乱れ打ちです。
これが派手さというか、めちゃくちゃ感が出てて良かったです。
3人のバンドってシンプルな音になりがちです。
でもつねさんのこの派手さのおかげでハイスタに厚みが出てたのだと思います。
前のりなリズムが特徴
昔のつねさんのリズムはいわゆる前のりです。
標準のリズムよりもわずかに速く
叩いていました。
なのでギターが遅く感じることも。
この前のりがハイスタのスピード感につながっていました。
再結成後は前のりは落ち着いた感じでしたね。
幅広い音楽に対応出来るテクニックがすごい
つねさんはハイスタが活動休止の間にチャットモンチーやテレビ番組のサポートドラムとしても活躍していました。
その時のそつのなさはさすがのテクニックでした。
もともとハイスタですごいスピードで叩いていたので、どんなフレーズにも対応出来たのでしょう。
テレビで見かけるドラミングはどこか余裕が漂っていました。
変化が激しく、ユニークなドラムが特徴
つねさんのドラムはユニークでした。
バスドラムを速いリズムの中で4分打ち(1拍に1回バスドラムを叩くこと)にしてたり、
一曲の中でスネアが裏打ちになったり表打ちになったり変化したり、
一曲の中でテンポチェンジしたり(それは曲の要請かもしれませんが)
このように後々のパンクバンドにも影響を与えたような変化の激しいドラムが特徴でした。
チリンチリンとシンバルを叩くのが特徴
つねさんは曲の味付けに「チリンチリン」とシンバルを叩くことがあります。
これが激しい曲の合間に出てくるので、拍子抜けというか、良いクッションになっています。
パンクのドラムレベルを上げた
そしてつねさん以降のパンクのドラムのレベルが上がったように思います。
ハイスタを聴いてからブルーハーツを聴くと、オールドロックのように感じます。(もっとも、ブルハは、あれでいいのですが。)
正につねさんがスタンダード(標準)になったのです。
ハイスタのつね(恒岡章)さんのドラムのすごさ、特徴は?まとめ
というわけでハイスタのつねさんのドラムについてみてきました。
まとめると
- スピード感がすごい
- 乱れ打ちが特徴的
- 前のりなリズム
- 幅広い音楽に対応するテクニックがすごい
- 変化の激しいドラム
- パンクのドラムレベルを上げた
ということでした。
つねさん、まだまだ観たかったです!!!
残念でなりません。