hideさんギターの凄さ、特徴は？独特なピッキングスタイル！

こんにちは！ピンバタ・オリ（ @pinbutter ）です。
X JAPANのギタリストだったhideさんをご存知ですか？

人気絶頂の20数年前に亡くなったミュージシャンです。

ソロでも大活躍した、いまだに人気のあるアーティストです。

今hideさんの音源を聴いてもメロディーのセンスがすごくいいです！！

メロディアスで POP。すごいかっこいいです。

ほんと生で聴きたかったです。

亡くなってしまったことが非常に残念です。

そんなhideさんのギターの凄さや特徴に迫ります！

hideさんのピックの持ち方が独特！

hideさんのピックの持ち方が独特です。

hideさんは「ティアドロップ」と呼ばれる形のピックを使っていました。

hideモデルのピック↓

通常は上記画像下部の、尖った部分でギターを弾きます。

ところがhideさんはピックの肩の部分で弾いていたのです。

上記画像の丸の部分が肩です。

通常ではない使い方をしていたのですね。

実際やってみると分かりますが、とても弾きづらいです。

弦に対して角度をつけようものならほとんど音にならなりません。

弦に対してピックをフラットに当てないと、音にならないのですね。

そして肩で弾くことでピックが弦に当たる面積が増えます。

そうすると音が太くなります（諸説あり）。

フラットで正確なピッキングが凄い！

ピックの肩で弾くには正確でフラットなピッキングするテクニックが必要です。

そしてhideさんはそのテクニックを持っていたのですね。

そんな弾きづらいやり方であの X JAPAN の速い刻みをやっていたのですから信じられません。

相当なピッキングのテクニックがあったのだと思います。

hideのギターの音がコシがあって良い！

相方のPATAさんと比べると

hideさんのギターはやはり線の太さは歴然としています。

これはボリュームの問題だけではなく出てくる生音の違いだと思います。

すべては生音から始まりますからね。

速い刻みが凄い！

こういうメタル系ギタリストはみんなそうなのですが、速い刻みがカッコいいですね。

ズクズクといった刻みの音が名人芸でした。

しかもhideさんは良い音で刻みます。

それもこれもピッキングテクニックがあればこそ！です。

hideさんのサウンドの特長

hideさんのサウンドはコシがあって中音域が出てくる感じです。

芯が太く、よく耳に入ってくる音です。

X時代はPATAさんよりもボリュームが大きかったのだと思います。

でもそれだけではなく、もともとの音がきちっと出ていたのだと思います。

音のセンスがキャッチー

ギターの音もセンスが良く、X JAPANの人気と音楽性にかなり貢献していたと思います。

ツインギターもメロディアスで、ついつい口ずさみたくなります。

さりげなくテクニシャン

hideさんのギターはギターフレーズが口ずさめるのです。

とはいえ、その中にさり気なくテクニカルな速弾きや、時にはライトハンド奏法なども入れています。

このあたり、ギター少年達の心をつかんだものでした。

実際やってみると急にテクニカルなフレーズになるので、難易度は高かったです。

酔っぱらってギターを弾いていた？

hideさんはXのステージでは酔っぱらってギターを弾いていたようです。

笑っていいとも！に出演時に言っていました。

酔っぱらってあの高速バッキングや正確なフレーズを弾いていたとは…

実際やってみるとわかりますが、酔っぱらってライブなんて出来たものではありません。

曲の構成は忘れるし、シラフで出来たことは出来なくなるし…

酔っぱらってあのクオリティですから、シラフなら相当上手だったのでしょう。

hideとPATA、ギターはどちらが上手い？

昔、hideとPATA、どっちが上手いのか論争？がありました。

多くの人や、hide自身は「PATAのほうが上手い」と言っていました。

テクニカルなことはPATAに任せて、自分はそれ以外のことをやる、と言っていました。

また、弾けないフレーズはPATAにお願いしてる、というようなことも言っていました。

でも、私はhideのほうが上手いと思っています。

hideは色々なテクニックをバランス良く扱えます。

ライトハンド奏法なんてPATAはやらないですよね？（あえてやらないのでしょう）

そして私がhideのほうが上手い、と思う理由は…

ピッキングです！

そう、あの変な持ち方で正確にピッキングしている、

ということは相当なピッキングテクニックがあるのです。

だから私はhideのほうが上手かったと思っています。