ジミー・ペイジのギターの凄さ、特徴は?下手なの?私は大好きです。

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

今日はレッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミーペイジの話です。

ジミーはもともとセッションミュージシャンとして活躍ました。
そしてエリック・クラプトン、ジェフ・ベックなども在籍したヤードバースに所属していました。

先日フー・ファイターズとセッションしたロックンロールという曲を観ました。

ギターソロ、まともに弾けてないし。へたくそですね。

でもあの不思議なリズム感、ミスってもつじつま合わせてカッコつける感じ、私は好きです。

そう、あの人は下手だけど、独特の良さがあるのですね。

ジミー・ペイジの豪快な音がいい!

ジミーの豪快な音がいいですね。

手の動きはそれほど大げさではないのですが、音は豪快。

また反対に繊細な音も素晴らしいです。

ギター一本でツインギターのような役割

ギター1本でツインギターのような色々な音を絡めます。

まあ、現代のギタリストにとっては普通のことですけどね。

ロックンロールのイントロのリフに挿入されるオブリガードというか、修飾的な音があります。

あれもギター1本で曲がシンプル過ぎないような工夫がされています。

Stairway to heavenのにも修飾的な表現が出てきます。

こういう工夫が4ピースバンドに彩りを与えています。

ジミー・ペイジの変態的リズムがいい!

また、リズムが変態的なのもいいですね。

アルバム「フィジカルグラフティ」に収録されている曲などはジミーの変態リズムの真骨頂です。

この辺り、ギタリストというよりは作曲家としての才能を感じます。

また、レッドツェッペリン3のアコースティックギターのリズムも変わっていますね。

ジミー・ペイジはそもそもリズム感がいい

ジミー・ペイジはリズム感がいいですね。

特にレッド・ツェッペリン時代はすごかったです。
「移民の歌」という曲のリフを聴いてみてください。
たった1音のみのでのリフです!

オクターブを行ったり来たりするだけのリフです!

だった1音でバイキングが船出するような勇壮な雰囲気を出しています。

これはリズムそのものの作りも素晴らしいです。

ですが、そもそも正確なリズムで弾かないと音楽として成り立ちません。

これはドラムのジョン・ボーナムのせいかもしれませんが。

ジミー・ペイジのソングライティングがいい!

さて作曲です。

レッドツェッペリンにおいてはバンド全員で作曲していたようです。

とはいえ、ギターのリフから作られたような曲が多いです。

おそらくリフメインの曲の元ネタはジミー・ペイジなのでしょう。

そしてみんなで肉付けしていったのではないでしょうか。

ジミー・ペイジの音がいい

ジミー・ペイジといえばレスポールギターです。

レスポールをナイロンのピックで角度をつけずにフラットに弾きます。

なので音がいいのですよね。

ジャズのギタリストみたいですね。

ちゃんとギターを鳴らしているので音に説得力があります。

壮大な感じがするギター

ジミーのギターはなにか、壮大な感じがします。

なんとも抽象的ですね。

単音だけ弾くときもすべての弦をピッキングすることもあります。

そのためピッキングノイズが入り、音に厚みがでるのです。

例えば「カシミール」という曲のリフ。

2音だけ鳴っています。

ところが2音だけ鳴らしても、あの雰囲気は出ません。

他の弦もミュートしながら弾いています。
(ミュート=音が出ないようにするテクニック)

だからあの迫力が出るのですね。

円を描く感じ?

昔、ギタリストの木暮武彦さんが「ジミー・ペイジのギターは円を描く感じがある」と言っていました。

これに関しては小暮さん独特の表現でよくわからないような、わかるような感じです。

リフがかっこいい!

ジミー・ペイジを語る上で欠かせないのがリフのかっこよさ

ブラックドッグ、胸いっぱいの愛を、などなど、印象的なリフがたくさんあります。

どれもその曲の根幹をなすものです。

当時のギターシーンはいかにカッコいいリフを作るか、という競争でした。

その中でもジミーのリフのかっこよさは突き抜けていました。

ジミー・ペイジに影響を受けたギタリスト

ジミーに影響を受けたギタリストは数多くいます。

中でもポール・スタンレーは影響を受けた一人です。彼はクラプトンと比較してジミーのことを「別次元」と語っています。

また、「音楽で絵を書く」とも言っています。

BARKSのページ参照

アコースティックギターも上手い

ジミー・ペイジはアコースティックギターも上手いです。

名手、といっていいと思います。

レッド・ツェッペリン3というアルバムはアコースティックがフューチャーされたアルバムです。

これを聴くとジミーはアコースティックギターも上手いと感じます。

とは言え全盛期はやっぱり上手い!

とは言えジミーペイジの全盛期はやっぱりギターが上手いです。

今のようなシステムがない時代、あれだけのギターを弾けるのですから、並のギタリストではありませんね。

ライブ盤を聴けばわかるとおり、全盛期はすごく上手いです。

速弾きが上手い、というならば上手くないのかもしれませんね。

でもギター全体の演奏では、やはり名手ですね。

ジミー・ペイジは下手くそ?何が凄い?まとめ

というわけでジミー・ペイジについてみてきました。

まとめると

  • ジミー・ペイジの音が良い
  • 一本のギターで複数のギターの役割を担う
  • リズムがカッコいい
  • リズム感がいい
  • リフがカッコいい
  • 作曲が素晴らしい
  • アコースティックギターが上手い

ということでした。

ジミー・ペイジ、あの独特の感じ、大好きです。

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