バンドには個性が大事ですよね。
個性がないと差別化できません。
そのためライバル犇めくバンド界で目立てませんね。
目立てないと集客も出来ない、曲も覚えてもらえません。
だからバンドやプレイヤーとして、個性は必要です。
バランスを崩すと個性が生まれる
バンドや楽器の個性ってバランスじゃないと思うんですよね。
バランスの良さから突き抜けると個性になる。
どこかアンバランスの存在だと個性になるんじゃないでしょうか。
そういう意味ではあんまりまんべんなく練習をするというよりは、基本のリズム感だけ押さえておけばよいのではないでしょうか。
リズムだけ押さえればあとは自分のやりたいことをとことんまで追求するというほうがこれからの世の中人の心に刺さる音楽になるのではないでしょうか。
非常に抽象的な話で申し訳ありません。
ただ僕も今、音楽理論を学んでいます。
学んでいますが、個性が無くなるのではないか、という不安がつきまといます。
自分が個性的じゃなくなっちゃうんじゃないかという不安です。
実際はそんなことないはずです。
だって、X JAPANのYOSHIKIさんなんて、理論をすごくマスターしていますからね。
それでも個性的な存在です。
基本を学んでそこから突き抜ける、世阿弥の守破離というのもあると思うんです。
基本をおさえたからこそ、基本から外れるということが分かるのです。
西遊記の孫悟空で言うと、お釈迦様の手の大きさを知り尽くしたからこそ、そこから外れるということが分かるんですね。
お釈迦様の手の大きさを知らないと、自分が遠くまで飛んでいるつもりでも、実はお釈迦様の手のひらの上だった、ということになってしまいます。
なので基本を守ってそこから離れる守破離ということが世阿弥は提案したわけです。
でもね、今の時代音楽なんてリズムだけ押さえておけば後は思いっきり自分のやりたいことを追求すれば個性になるのではないかと思うんです。
ただし思いっきりというのが大事ですね。
とことんまで、脳みそを絞って絞って、カラカラの雑巾になるぐらいまで自分の頭を絞ってこそ、良いものが生まれるんだと思います。
○○×○○で個性が生まれる!
何かと何かを掛け合わせると個性になります。
例えば歴史×音楽で成功した「レキシ」さんがいます。
パンク×ファンクで成功したのがレッチリですね。
男の好きそうなもの、三國志と美少女を掛け合わせた漫画が人気だったりします。
このように掛け合わせは個性につながります。
なので自分たちの出来ること、好きなこと、詳しいことを一度、リストアップしてみましょう。
きっとまだ誰もやっていないジャンルがあるはずですよ。
今回は非常に抽象的な話でした。
自分のやりたいことをとことんまでやる追求すると個性になる、という提案でした。