昨日はわりと久しぶりに、ちゃんとしたリズムトレーニングをしました。テンポ100から始めて、140にして、最後はテンポ170でした。リズムトレーニングってちょこちょこやっています。でも時間をかけてやることが最近は少なかったんですね。
リズムトレーニングはたまにやらないと鈍る
久しぶりのリズムトレーニングの出来は、「全然ダメ!」というものでした。思っていたよりもリズムが狂っていました。リズムマシンと自分の体がシンクロしないんです。ついつい自分のリズムで弾いてしまうんですね。自分はリズムをマスターした、と思ってもそれは思い込みです。しばらくやらないと体がリズムを忘れます。
得意なリズムだけで満足していない?!
それに、得意なリズムだけはマスターしていても、BPMが10変わるだけで弾けなくなることもよくあります。僕の場合、テンポ(BPM )120が得意です。
テンポ120は時計の秒針のちょうど倍の速さです。なので体に染み込んでいる人も多いと思います。しかし120に慣れれば慣れるほどちょっとしたリズムの違いが苦手になります。例えばテンポ125とかです。
ちょっと違う、というのが難しかったりします。なのでまんべんなくリズムは練習するべきです。
テンポを変えることで曲の印象が変わる
あるいはリズムを変えることで曲の印象も変えることが出来ます。
自分の曲を色々なテンポで練習してみください。
「この曲、速い方がかっこいいな」とか、「遅い方がメロディーが活きる感じがする」など色々な気付きがあります。
逆に今のテンポ以外しっくりこない、という発見もあるかもしれません。こんな風にテンポから、アレンジにアプローチするという感じです。多分何かの発見があります。
テンポから色々なジャンルの曲を学ぶ
またテンポごとに馴染む曲があったりします。例えばBPM50くらいにしてブルースの練習をするとかBPM 100+でファンキーな曲の練習をするとかですね。
あるいはBPM 140くらいでロックンロールの練習をしたり、170以上でメタル系やビート系の練習が出来ます。
このようにテンポを変えることで曲を変え、その結果、持ち曲の幅を広げることに繋がります。
私自身、ブルースなんて好きではなかったですが、リズムトレーニングの一環として取り組みました。そしたらアドリブで正確なリズムを刻むブルースマンたちにはまりました。ブルースって単純なコード進行ですが、それが遊べる余地に繋がります。なのでジャムセッションの時によく使われます。
テンポ練習はメトロノームとのジャムセッションだ!
色々なテンポを攻略してレパートリーを増やすと、楽しいジャムセッションの時にネタに困らないんですね。リズムトレーニング自体がメトロノームとのジャムセッションみたいなものです。リズムトレーニングを始めてから10分くらいでフローというか、楽器練習に没入します。
というわけで、練習のネタに困ったらリズムトレーニングをしましょう。