楽器のポテンシャル楽器のポテンシャルって何だと思いますか?
僕もずっと考えています。
ピックアップがアクティブピックアップだと良いとか
- 電気系統が優秀
- 楽器本来の鳴りがいい
など色々ありますよね。
僕が考えるいい楽器って軽く弾いたら小さい音が出て、 強く弾いたら大きな音が出る。
あるいは手のニュアンスがリアルに出てくる 楽器というのが良い楽器だと思っています。
これはあくまでも僕の感想です。
そのなかでも楽器の生の鳴りというのは非常に大事だなと思えています。
なぜ生の鳴りなのか?
生の鳴りはエレクトリックギターやベースでは関係ない、という意見があります。
ボディが振動していると弦の振動を打ち消すのでサスティンが短くなるという意見もあります。
でも、それならばそもそもボディなど必要ないのではないでしょうか。
現実として木材の選別によって価格付けが行われています。
また硬い材質は硬い音がして、柔らかい材質は柔らかい音がします。
これを考えれば「エレクトリック楽器には生の鳴りは関係ない」とは言えないのではないでしょうか。
確かに生の鳴りが良くても、アンプを通した場合の良さはまた違います。
ここで最終的に出てくる音の良さに影響する要素を、仮の数値で表現してみます。
- 楽器の生の鳴りの良さ 2点
- エフェクト類の影響 10点
- アンプ 10点
- 会場の音響 5点
この場合、合計点は27点になります。
ではこの場合はどうでしょう。
- 楽器の生の鳴りの良さ 10点
- エフェクト類の影響 8点
- アンプ 5点
- 会場の音響 5点
この場合は28点ですね。
つまり楽器のポテンシャルが高いと、アンプに頼らなくても出てくる音が良い、とは言えるのではないでしょうか。
まあ生の鳴り、という表現自体は良くわからないものです。
- 単純に音量が大きいのか
- 出てくる生の音がその人にとって良い音なのか
ということです。
ここからは個人の感想です。わ
アンプや電気回路で増幅させたものだとどうしても音にリミッターがかかる感じがします。
ニュアンスがつきづらい感じがします。
その点材質が良いとニュアンスが出しやすいです。
演奏者の考える通りの音が出ます。
というわけで 僕にとって良い楽器とは、
- 生で鳴る材質
- 極力薄い塗装
- 接合部が高い精度で接合されている
というのが僕の結論です。