日本語の曲を作る以上、避けて通れないのが歌詞を書くことですね。
インストゥルメンタル以外は、何かしらの歌を作ることは必須です。
しかも歌詞って重要。
メロディーよりも歌詞に共感する人は多いです。
極論ですが、メロディーは、歌詞を盛り上げるためのものでしかありません。
でも、歌詞って難しいんです。
だって、恥ずかしかったりするし、そもそも言葉を知らないし。
ボキャブラリーがないんですね。
みんなそうです。
そこで今日は初心者に向けた、歌詞の作り方を考えてみたいと思います。
歌詞の作り方のコツ前編
膨らませて歌詞を作る
歌詞はオリジナリティーが求められますね。
どこかで聞いたことがある歌詞なんて、しらけちゃいます。
だから歌詞は膨らませることがまず、必要です。
①言葉を連想させていく
連想ゲームをすると良いです。
例えば今このブログは車の車窓から作っています。
ちょっと試しに歌詞づくり。
走っていて、見えてくるものは雨と海。そして遠くに灯台が見えます。
もうなんかこの雨と海というキーワードだけでも何か想像させるものが僕にはあります。
霧の向こうで見えない灯台、ずっと待っているけど姿が見えない。海→青い→青い心→未熟→酸っぱい→レモン→黄色い→柑橘→爽やか→…という感じで連想します。
たいした言葉は出てこないかもしれません。
しかし自分の中から言葉を見つけることが大切です。
なぜならそれは、オリジナリティーにつながるからです。
なので自分の気持ちから発想する方が良いかと思います。
例えばもやもやした気持ちを「晴れない曇り空」と表現したり。
うーん、ベタですね汗
②語尾の言葉を合わせる・韻(いん)を踏む
歌詞を膨らませるコツとしては、韻を踏む言葉を、無理やり当てはめてみる、と言うのも面白いです。
例えば海と来たら 2文字で、最後に「み」のつく言葉を無理やり入れてみるとか。
例えば海という言葉にセミの声をくっつけて見る。そこから膨らませる、とか。
これもひとつの歌詞の膨らませ方です。
③とにかく書きまくる!
ツベコベ言わずにとにかく書きまくる
これが一番いいかもしれません。
下手でもいいから、ペンを止めない。
そうすると、自分の中にこんな言葉が眠っていたのか!、と思うことがあります。
これはブレインダンプ、という方法です。
メンタリストのDAIGOさんの本に出てきた言葉です。
ダンプカーから土砂をザザーっと落とすイメージで言葉を出し尽くす。
DAIGOさんは、時間を決めてその時間内に、とにかくペンを止めずに、何かしらの言葉を書きまくるそうです。
そうすると最後は意味のない言葉や、なんの脈絡もない言葉が出てくるそうです。
その出てくる言葉に自分でも驚くそうです。
その時、自分に発想力がなかったんじゃなくて、出しきっていなかっただけだと思ったそうです。
僕も昔は「歌詞を書くためにはまず、本を読んで言葉を勉強してから」なんて思っていました。
でもそれって「筋肉がついたら筋トレを始める」って言っているのと変わらないんですよ。今思うと。
歌詞を書きたいなら、まずは書いてみる。
書いているうちに自分の中から言葉が出てくる。
言葉を知らないんじゃない。
まだ自分の中にある、素敵な言葉に出会っていないだけ。
出して、出して、出しまくりましょう!!
下手でもいいですから!意味がなくてもいいから!
次回に続きます。明日の後編をお楽しみに!!
後編はこちら↓
書き方をきにせず書きまくれ!歌詞の作り方のコツ 後編