速弾きは以外と単純なフレーズだったりします。
単純なフレーズでも、高速に、正確に弾くとすごくカッコよく聞こえます。
基礎力が問われるんですね。
速弾きを練習すると、正確さ、速さ、が身に付きます。
それは速弾きが速さと正確さを要求するものだからです。
そして速弾きの練習はお勧めしてるのは単純に楽しいからという理由もあります。
速弾きができたら結構周りの人は注目してくれます。
それに自分で弾いてても楽しいんですよね。
コード感が出てきます。
例えばアコギを C コードをじゃらん♪と鳴らしてみます。
同時に鳴らしているようですが、厳密に言うと低い弦から高い弦に向かって順番に弾いていくわけです。
低い弦と高い弦でタイムラグがあるのですね。
ということは超速弾きとも言えるわけです。
逆に言うと、速弾きはコードをジャランと鳴らしているのに近いのです。
そんなわけで速弾きをするとコード感が出てくるんですよね。
そのコード感が出てくる感じが私的にはすごく楽しいんです。
ランニングベースでもコード感は出るんですけど、速い方がよりコード感が出ます。
何のコードを弾いてるかというのが一発で聞き取れます。
ランニングベースだと一小節とぐらい聞かないとコード感が解らなかったりします。
大体ランニングベースをする時は他の楽器もあるのでアンサンブルの中でコード感が解るんです。
しかしベースだけだとちょっと解らない時もあります。
ところが速弾きだと音が速く聞こえてくるので一小節かからないで耳は全ての音を聞き取ります。
つまりアコースティックの低音から高音弦までジャランと弾いた時のあのようにコード感が出るんですね。
いろいろ書きましたが速弾きをやると
- ピッキングが正確になる
- フィンガリングが正確になる
- 手の筋肉がついてくる
- そして楽しい
というわけで速弾きの練習をお勧めしているわけです。