こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
イエローモンキーというバンドをご存知ですか?
私の大好きなバンドです。
このバンドの屋台骨を支えているベーシスト・ヒーセ(HEESAY=広瀬洋一)さんが昔から大好きです。そんなヒーセさんのベースの特徴や凄さについて見ていきたいと思います。
ドライビングベース
ヒーセさんのベースの一番の魅力はドライブするベースです。
ドライブするベースというのは切れ目なく動くようなベースということです。うねるベースですね。ヒーセさんは目立ちたがり屋なのでベースラインも目立つようなものが多いです。
1980年代90年代のLAメタルムーブメントにおいてベースはダウンピッキングのルート弾き中心で、目立たない存在でした。
しかしヒーセさんが登場するあたりからベースが派手でかっこいいものというイメージになってきました。ちょうどレッドホットチリペッパーズがデビューしたのもイエローモンキーの少し前ですね。
ランニングベース
ヒーセさんは基本的にランニングのような動きのあるベースを弾きます。動きのあるベースを弾くことによって曲にコード感が生まれます。ベースでコード感が出ると、ギターは和音のコードを鳴らす必要がなくなってきます。そのためギターは自由にカラフルに曲を彩ることができるのです。
イエローモンキーのギターの菊地さんが自由にバンドサウンドを彩ることが出来るのも、ヒーセさんのおかげです。
特に初期の頃はサポートのキーボードがいませんでした。なのでヒーセさんのランニングベースは重要でした。ヒーセさんのベースラインが動かないと、曲が薄っぺらくなってしまうのですね。
で、ギターの菊地さんがそうやって自由にできるのもヒーセさんがコード感を出しているからです。
あえてダウンピッキングで弾く
またヒーセさんは、跳ねるようなリズムの フレーズもあえてダウンピッキングで弾いていたりします。
これは本人いわく、「スピリチュアルな意味もあるけども こうすることによってノリが出る」 ということをインタビューで言っていました。
このオルタネイトで弾いたら良さそうなのにあえてダウンで弾く、これは結構いろんなミュージシャンがやっています。ラルクアンシエルのベーシストtetuyaさんもそうですね。
また、レッドホットチリペッパーズのギタリスト・ジョンフルシアンテも「アンダーザブリッジ」というメロウな曲であえてダウンピッキングでカッティングしています。
こうすると結構リズムが正確に出せるんですよね。というのもダウンの手の振り 1回のピッキングでワンストロークなので、均一に弾けるんですよね。上下運動だと、ムラがでるというか。だからあえてダウンピッキングをするのです。
あえてオルタネイトピッキング
逆にヒーセさんはあえてオルタネイトピッキングで弾いたりします。ダウンピッキングで弾けのに、あえてです。
例えばスパークという曲がそうです。ダウンピックにではなくあえてオルタネイトで弾いたりしています。スパークという曲、私もコピーしてみたのですが ダウンピッキングよりもやっぱりオルタネイトのがしっくりくるんですよね。こっちのほうが転がるようなノリがでるというか。
なんかイエローモンキーはダウンピッキングの8ビートの疾走感があんまり似合わないのかな?
曲調的にも声の性質からしても。
だからあえてこうしているのではないかと私は思います。
三味線のようなピッキング?
弾き方で言うと4弦をピッキングした後に3弦にピックを当てて止める、と言っていました。こうすることによって深みのある音になります。
また、じゃりっと歪んだような音が出ます。
ヒーセのベースの特徴すごさとは?まとめ
というわけでイエローモンキーのヒーセさんのベースの特徴や凄さについて見てきましたまとめると
- ドライビングベースドライブするベース
- ランニングベース
- あえてダウンピッキングで弾く
- あえてオルタネイトピッキングで弾く
- 三味線のようなピッキング
ということでした。
ご参考になさってくださいね!