こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ギタリストやベーシスト、あるいはボーカリストは、バンドでドラムのどこを聴いているのでしょうか。
- スネアを聴いている人
- ハイハットを聴いている人
- バスドラムを聴いている人
- ドラム全体を聴いている人
いろいろな人がいると思います。
皆さんはドラムのどこを聴いていますか?
ちなみに以前僕がTwitterで質問したら、こんな感じになりました。
突然ですけど、バンドで合わせているとき、ドラムのどこを聞いていますか?
— ピンバタオリ2.0 (@pinbutter) 2018年8月8日
みんなそれぞれ聴いているポイントが違いますね。僕のTwitterなので偏った人たちの答えかもしれませんね(笑)
それぞれドラムを聴くポイントでの良しあしがあると思います。それぞれどんな感じかみてみましょう。
バスドラムを聴いている
バスドラムは32%とトップクラスでした。ベーシストが聴くパーツとしては順当ですね。
バスドラムとベースって音が低音が共通しています。音量も大抵のPAさんは同じにするみたいです。低音で音量が同じなので、シンクロしたときのインパクトがあります。まるで2つで1つの楽器みたいですよね。
だからベーシストが一所懸命バスドラムを聴くのは理解出来ます。ギタリストもそれに合わせるのがバンドの音量がまとまって一点に集中するので、良いと思います。
ハイハットを聴いている
以外だったのがハイハットを聴いているギタリストやベーシストが32%もいることです。
ハイハットを聴くのはマイナーな気がしてました。だってハイハットの音って小さいじゃないですか。
ライブ中にあの小さなハイハットの音を追うのが、僕には難しいんですよね。
でも考えてみたらハイハットは常に8ビートを刻んでいたり、16ビートを刻んでいます。いわば一番正確なリズムを追跡できるんです。
僕が好きなドラマーでハイハットがかっこいいのは中村達也さんです。
https://www.youtube.com/watch?v=W1jcNg9_MC4
※ブランキージェットシティ/ペピン
※この曲自体好きです。ベースもいいし、ドラムのハットワークがクセになります。
あの気合いの入ったハイハットの刻み!オープン・クローズのタイミング!本当、ほれぼれします。
脱線しましたが、ハイハットに合わせたら一番間違いないと思います。
ただドラマーの質によるんですよね。ハイハット重視のドラマーってあんまりいない印象です。
あと先ほども言いましたが、ライブだと聴こえづらいです。昔一緒にやってたドラマーは、スティックの腹でハイハットを刻むタイプでした。彼はハイハットでビートを出すドラマーでした。
当時はなぜあのドラムがいいのかわかりませんでした。今はわかります。彼のハイハットがリズムを引っ張ってたということが。
そんなドラマーがいたらいいですね。
ドラム全体を聴く
ドラム全体を聴くギタリストやベーシストが27%でした。
確かに曲や、曲調で聴く部分って変わりますよね。静かな部分ではバスドラムに集中するかもしれません。
また、激しいところではスネアに注目するかもしれません。聴こえやすいですからね。
また、ドラムのどこか一つに注目してしまうとそこに引っ張られて、肝心の演奏をミスってしまうかもしれませんね。
そのためドラム全体を「体で感じる」ほうがミスが減るかもしれません。
また、ドラムと一体化して、ドラムを感じることでよいグルーヴを出せるかもしれません。
スネアを聴いている
最後の9%が「スネアを聴いている」人たちです。僕は本当に意外でした。
だってスネアの音って大きいから、一番聴きやすいじゃないですか。そのスネアを聴かない手はないですよね。
なのに9%の人しかスネアを聴いていないなんて…
スネアを聴いているとリズムの大きなうねりを感じることができると思います。スネアを聴いていればリズムの迷子になることはありません。たしかプロの人って割とスネアを聴いている人が多かったと思います。
(出典が定かではありません。すみません。)
そんなわけで大きなリズムに乗りたければスネアを聴くとよいと思います。
ドラムのどこを聴くかのまとめ
いかがでしたでしょうか。
ドラムはオーケストラで言えば指揮者かもしれませんね。
そんなドラムの打撃(インパクト)のどこに注目するかで自分のプレイも変わってきます。
だから一度試してみてください。
- 今までスネアを聴いていた人はハイハットを聴いてみる
- 今までハイハットを聴いていた人はバスドラムを聴いてみる
- 今までどこかの音だけを聴いていた人はドラム全体を「感じて」みる
こんな感じで自分のフォーカスしてた部分をちょっと変えてみてください。
自分のプレイが変わるかもしれませんよ。もう一度言いますよ。
皆さんはドラムのどこを聴いていますか?
また、初心者と上級者では聴くところが違うそうです。その記事も合わせてお読みください。