ギター、ベースはドラムのどこを聴くべきか?

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ギターやベースはドラムのどこを聴けばよいのでしょうか。、まさか「ドラムは聴かない」という人はいないと思います。

そこで今回はドラムのどこを聴くのかをご紹介します。

以前にTwitterでアンケートをとった時の記事も合わせてお読みください。

ドラムのどこを聴く?

はじめはバスドラムを聴く

最初はバスドラの音を聴くとよいと思います。

特にベースはバスドラの音が一番聞きやすいので、初めはバスドラムを聴くのが良いと思います。

また、ベースがバスドラとシンクロ(タイミングが合うこと)しているなら、ギターやボーカルはそのシンクロした音を聴けば良いと思います。

ギターの人もやっぱりバスドラが聴きやすいのでバスドラを聴いたほうがいいと思います。

ただし、バスドラムはモコッとした音です。なのでアタック音が少ないです。

そのためリズムの頭を取りたい場合、どうしてもズレが出てきてしまいます。

そこで慣れてきたらハイハットを聴くのがおすすめです。

中級者はハイハットと正確にシンクロ

中級者になってきたらハイハット(又はライドシンバル)を聴いてみましょう。

ハイハットは金属のパーツです。そのためアタック音が強調れています。

なのでリズムの頭を合わせていきたい場合に向いています。

プロのギタリストやベーシストでもハイハットを聴いている人は多いです。

ハイハットはだいたい8分音符で細かく刻んでいたりします。

なので不定期に入ったりするバスドラムやスネアよりもバンドで一定のビートに合わせるのに向いています。

その細かい音にシンクロするように弾くとドラムとシンクロしてきます。

ギターでも一度ハイハットと合わせてシンクロしてリズムを刻んでみてください。

バスドラになれたらハイハットに意識を向けて合わせてみましょう。

上級者はスネアで大きなノリを感じる

そして上級者になったらスネアの音に合わせる、と言われます。

スネアは2拍目と4拍目に入ることが多いですよね。

なので1拍目と3拍目は自分で正確なリズムをキープしている必要があります。

つまりドラム関係なしにリズムをキープ出来る人向けなのですね。

なぜスネアか?と言うとスネアはバスドラやハイハットに比べたら刻む数が少ないです。その少ない大きな流れ、うねりの中で自分のリズムを出す、ということなんですね。

よく演歌歌手や節回しのあるアーティストは、リズムとずれて歌っていることがありますよね。節まわしといいますか。別に正確なリズムでなくても、聴いている人が気持ちのいいリズムがあります。

そこまでいかなくても、全体の曲のウネリに自分のリズムをゆだねる。そして全体としてリズムが壊れないように正確なリズムはキープする。そんな感じでスネアを聴いてみても良いのではないでしょうか?

うーん、なかなか高度ですね。単純にバスドラに合わせたほうが楽です。

自分のリズム、節まわしをもつようになったら、あるいはならなくても、一度スネアに合わせて弾いてみてください。新たな発見がありますよ!

ドラムの色々なところを聴いてみる

ここまでバスドラは初心者、ハットは中級者、そしてスネアは上級者、と書いてきました。

これはあくまでも目安です。必ずそうしなければいけないわけではありません。

それぞれの音には違いと役割があることを理解してもらえたと思います。

キメや曲によって聴くパートを変える

キメのところではいつ聴くもハットからバスドラに耳を移してもいいですね。

また、曲によって聴くパートを変えてもいいですよね。ファンキーなリズムではバスドラを聴くとか、タイトなリズムの曲ではハットを聴くとか。そんなふうに聴くパートを変えてみるとまた違った感覚が発見できます。

ギター、ベースはドラムの何を聴くべきか?のまとめ

というわけで、ドラムのどこを聞けば良いのか?というテーマをご紹介しましまた。

まとめると、

  • 初心者はバスドラとシンクロする
  • 中級者はハイハットで正確なリズムを
  • 上級者はスネアで大きなウネリをつかむ
  • いつも聴くパートを変えてみる

ということでした。

ご参考になさってくださいね!

以前にTwitterでアンケートをとった時の記事も合わせてお読みください。

ドラムのどこを聴く?