hideさんの生前最後のシングル曲となったピンクスパイダー。
歌詞の内容が空を飛びたいけど飛べずに葛藤している蜘蛛の歌です。
「まっ逆さまに墜落していく」という歌詞が死を連想させるとして、亡くなった当時話題になりました。
でも歌詞を読んでいくと、最後には自分の翼を手に入れて飛ぶ蜘蛛が描かれています。
これを読むと、最後には自分の翼を手に入れるという前向きな歌詞に思えます。
なので私としては前向きな歌詞だと思っていました。
ところが亡くなる直前のインタビューを見てみると、hideさんが驚くべきことを言っていました。
hideさんはピンクスパイダーの歌詞について、「頑張るけど、結局報われない男の話」と言っています。
え?!
最後には自分の翼を手に入れる前向きな歌詞じゃないの?
hideさんは酔っぱらうと暴れる人でした。
一般的にそういう人は内に溜め込む人、というイメージです。
hideさんは誰に対しても物腰柔らかく、気を使う人でした。
人望があり、人望を得たい、と考える人でした。
気を使うから、ストレスが溜まっていたのかな?とも思いました。
事故死なのか、自殺なのか。
未だに解明されていません。
盟友のYOSHIKIさんは「絶対に自殺じゃない」と言っていました。
私もそう思います。
だって生前のhideさんはとても楽しそうだったから。