バンドをやる人が減っているそうです。

一つの理由は楽器はマスターするのに時間がかかるためだと思います。

現代人は時間が足りません。

いろいろやることが多いですからね。

楽器の練習にかける時間が取れない。

というわけで、楽器が上手くなるための方法を考えてみたいと思います。

初心者が早く楽器が上手くなる方法

目次

はじめに

リズムトレーニング

スケール練習と理論

ライブをやりまくる

はじめに

僕がベースを始めた頃は、どうやったら上手くるのか、全然分かりませんでした。

がむしゃらに弾きまくっていましたね。

当時の練習方法は、好きなバンドのコピーをして、そのアーティストの音源に合わせて、弾きまくる、というもの。

これが楽しかった。

自分も憧れのアーティストの仲間入りをしたようで、悦に入って弾きまくっていました。

高校から帰って、ずっとこんなことをやっていました。

お陰で高校の成績は下がりました(笑)

で、ベースが上手くなったかというと、ほとんど上手くなった気がしませんでした。

がむしゃらに練習してもダメだと今なら思います。

個人練習レベルでは、楽器の上達にどんなどんな練習をすればいいか。

それは、スケールとリズムです。

楽器が上達する方法1リズムトレーニング

特にリズムトレーニングは重要です。

まずはこれですね。

スケールはフレーズの幅を広げるためのものですから後回し。

メトロノームに合わせた練習で楽器が上手くなる

ます、メトロノームにあわせて、好きなバンドの曲を演奏してみましょう。

はじめの頃はなかなかメトロノームに合わないはずてす。

僕は合わなすぎて、「このメトロノーム、狂っているのでは?」と感じたほどです。

しかしそんなことはなく、狂っていたのは自分のリズムでした。

今はスマホのアプリでメトロノームがあるので、利用すると手軽でいいです。

専用のメトロノームがあればスマホの電池を気にしなくていいのでおすすめです。

専用のメトロノームは音色が「ピコピコ音」なのもいいですね。

なぜかというと、ずれているのがよくわかるからです。

スマホのアプリで、ドラムマシーンなんかもあるのですが、これだとリズムが合っている気になってしまうんです。

それよりもピコピコ音はシビアです。

リズムを外したのがよくわかります。

逆にいえばその分、早く楽器が上達する、ということです。

好きなバンドの曲を、メトロノームに合わせて弾けるようになったら、空ピッキングをからめた練習をしてみましょう。

もちろん、いきなりここから始めてもいいですよ。

空ピッキング練習

やり方は、例えば8ビートで「デ・デ・デ・デ」と弾くところを「デ・カッ・デ・カッ・デッ・カ」(デの部分は弦を押さえて、音をだし、カの部分はミュートをしたままピッキングし、カッ!っというノイズをだす)と弾くことです。

これに慣れたら、逆に最初にミュートのノイズを出し、後から弦を押さえて音をだす。

擬音で表現すると「カッ・デ・カッ・デ」という感じでしょうか。

2回目のほうが練習になります。

なぜかというと、ノリをだすために重要な裏のリズムを体感出来るからです。

もちろん最初から裏のリズムを練習してもいいです。

これにも慣れたら、ピック弾きの人はオルタネイト(ダウン・アップを繰り返す弾き方)にも挑戦します。

そのあとは空ピッキングと実音のタイミングをいろいろ変えて、練習してみましょう。

楽器が上達する方法2スケールを覚える・理論を学ぶ

上手い人は曲によっていろいろなフレーズを弾き分けることが出来ます。

それはスケールと呼ばれる、理論を身に付けているからです。

スケールとは

スケールとは、その場所を適当に弾けばとりあえずフレーズになるというポジションのことです。

僕は最初、「え?!そんなの、オリジナリティーがなくて嫌だ」と思って、覚えませんでした。

間違っていました。

すべてのメロディーは何かしらのスケールから成り立っています。

そのスケールをないがしろにしてはいけません。

スケールでオリジナリティーをだすより、音の選択とリズムの組み合わせでオリジナリティーを出すべきです。

とりあえずメジャースケールとマイナースケールを覚えましょう。

“ドレミファソラシド”というやつですね。

これのメジャーとマイナーをマスターしましょう。

一応ポジションの絵を貼っておきます。

本当は同時に理論を勉強したほうが、覚えが早いです。

理論がわかれば、メジャースケールを覚えるだけで、マイナースケールもわかるようになります。

スケートや理論に関してはリンクを貼っておきます。

楽器が上達する方法2ライブをやりまくる

これは究極の練習と言えるかもしれません。

音楽雑誌などで、アーティストが「ライブをやりまくって上手くなった」と言っていました。

これは間違いなく上手くなります。

だってライブは真剣勝負。お客さんを目の前にして練習するわけですよ。

ミスは許されないし、動いても弾けなければならないし。

ライブは最高の練習です。

ただ、初心者はライブをやるごとにお金が減ります。

チケットのノルマ代を稼げないからです。

なので、なるべくライブをやりまくるために集客力が必要になりますね。

それは僕の他の記事をご参考ください。

自分のバンドの練習をせよ

コピーもいいですが、ライブをする予定なら、ひたすら自分のバンドの曲の練習をしましょう。

立って弾けるように立って練習する、動きながら弾く練習をするなどもやりましょう。

目を閉じて弾くというのも、いい練習です。

音だけに集中出来るんですよね。この方法。

目標がライブでカッコいいパフォーマンスをする、ということなので、こういう練習をしています。

まとめ

  • まずはリズムトレーニング
  • スケールの練習と理論の勉強
  • ライブに出る

以上が楽器の初心者が最短距離で上達する方法になります。

参考にしてくださいね~