東京タワーの下に人形館というのがありましてそこではロックスターたちの蝋人形が置かれています。
いかにも動いているような格好をしているミックジャガーやジミーペイジの姿が拝めます。
でも動くのはお客さん。
当たり前ですよね。お客さんが動いてその蝋人形を見ています。
人形が動いたら怖いです。
またディスコやクラブという文化は昔からありますけど、特にクラブシーンにバンドシーンはおされているような気がします。
クラブの DJ は指先を動かしてるだけで踊ってるのはお客さんですよね。
そうなんです。
動いてるのはお客さんなんです。
ライブハウスの live ってお客さんは見に行く、楽しませてもらいに行くような感覚だと思うんです。
でもせっかくお金を払っているんだから積極的に楽しみに行く、 というふうに考えた方がいいんじゃないかと思います。
もちろんバンドの演奏力がしっかりしているという前提での話です。
バンドが良い演奏しなければお客さんも踊れる所の話ではありませんよね。
でもしっかりした演奏をしているんであればお客さんももっと積極的に体を動かしてダンスしてもいいんじゃないかと思うんです。
それをうまく 導いていくのがバンドのフロントマンたちの仕事なんですけどね。