ベーシストがライブ中にピック弾きと指弾きを使い分けるのは本当に難しいです。
でもバラードとか、ファンキーな曲では指、ビート系の曲はピックと使い分けたいんですよね。ベーシストって。
現実問題、ずっとピック弾きをして、途中で一曲だけ指弾きに切り替えるとか本当に難しいです。
どんな原因があるのか、みていきましょう。
音のセッティングの問題
まずアタック感が全然違うのでバンドのアンサンブルに落とし込んだ時に自分の音が聞こえづらくなったりするんです。
ノリの良い曲を指で弾こうと思った場合、抜けが悪いんですね。
ピックの方が音が抜けて聞こえやすいです。まあ僕が未熟なだけかもしれません。
ピックと指弾きを両方やっていると、音作りを考えなくてはならないです。
ピックメインで音作りしていると、指弾きに入ったときに音が抜けない。
指弾きメインで音作りしているとちょっとアタック音が効きすぎたり。
僕は普段ピック弾きのセッティングなので、急に指弾きにすると音が聞こえなくて、指に力が入ってしまう。
ライブなんかは自分の音が聞こえずらいので余計です。
なので指弾きでもピックと同じようなアタック感を出せるように練習するか、
ビックと同じような音量で弾くように練習するか。
指弾きをするときはギタリストがボリュームを落としてくれればいいのですが、そうではない場合が多いんです。
指弾きに気がつかないギタリストもいます。
ベーシストの事情を酌んでくれるギタリストは少ないです。
ギタリストは他の楽器のことを考えない人が多いです(単なる個人的な感想です)。
自分を変えるのは簡単ですが、他人を変えるのは難しいですね。
もっとも最近のギタリストは全体のバランスを考えるプロデューサー的な考えの人が多い気がします。
ピック弾きと指弾きは全然違う
手首のストロークを使うピック弾きと指を動かす指弾きはそもそも全然力の使い方が違いますね。
そのため、ライブでちょこちょこ切り替えると混乱してしまいます。
結論は?
簡単なのはどちらか専門になることです。
使い分けはほんと難しい。どっちか専門にやったほうがいいです。
両方やりたいんだよなあって人はバンドを掛け持ちして、バンドごとにセッティングを変えるといいです。
それも嫌なら死ぬほど練習ですね。
スタジオへ入った時はもちろん、普段の練習も一曲ごとにピック弾きと指弾きを切り替えるとか、スパルタ式でやったほうがいいですね。
結論は
- どちらかをあきらめる
- バンドを掛け持ちして使い分ける
- 死ぬほど練習
の3つになります。
がんばりましょう!!