こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ブランキー・ジェット・シティをご存知ですか?
1990年代に活躍したガレージ系?オルタナティブ?パンク?バンドです。
すべてのカテゴリーに「?」マークが付くくらい、独特の世界観を持っています。
ブランキー・ジェット・シティは架空の都市で展開される人間模様を歌うバンド
BLANKEY JET CITY は架空のお話を歌詞にしています。
ブランキー市長が支配する「ジェットシティ」 で繰り広げられる様々な人間模様を描いたある意味でコンセプトバンドです。
歌詞の内容はこの都市で繰り広げられる様々な人間模様についての歌詞です。
そこに世相や社会、ボーカルの浅井健一さんの考えなどを投影しているのがフランキーの魅力の一つです。
3人の個性のぶつかり合いが魅力!
そしてこの BLANKEY JET CITY 3人の個性がすごいです。
ギターボーカルの浅井健一さんは独自の世界観でバンドを引っ張ります。
ベースの照井さんは孤高の存在で ゴリゴリと骨太な音を響かせます。
そしてトラムの中村達也さんはそのテクニックと情熱でバンドの屋台骨を支えます。
めちゃくちゃ個性的な 3人が 一つの音楽を作り上げる。
このせめぎあいがバンドの重要な魅力になっています。
浅井健一の世界観がすごい
ギター・ボーカルの浅井健一さん(愛称:ベンジー)の世界観がすごいです。
退廃した世界に生きる人々を通して、自分の価値観を表現しています。
特に顕著になったのが「ガソリンの揺れかた」でしょうか。
「切なさだとかはかなさだとか運命だとかいうけれど」
と歌い、否定するように
「そんな言葉に興味はないぜ」
とぶった斬ります。
その後ただバイクにまたがって命を揺らしているだけ、と歌います。
めちゃくちゃカッコいいですよね!
私は「悩まずに好きなことをやっていく、好きなことをやっていれば悩まない」と解釈しています。
他にも「悪い人たち」。
この世界観もすごすぎる!
なんでこんな壮大な歌詞がかけるのか…
ここでは過激過ぎますし、著作権もあるので詳しくは書けません。
ドラムが凄い
他のメンバーと違い、ドラムの中村さんはもともとプロのミュージシャンでした。
なので技量という意味でははじめから頭一つ抜けていました。
マッドカプセルマーケッツのドラマーだったMOTOKATSUさんは「パンクバンドのドラムは下手な人が多い。でもブランキーの中村達也さんは違いますよ。あの人はすごい。」と語っています。
また派手なドラミングと後ろから追いかけてくるようなビートが特徴です。
ゴツく主張するベース
ベースの照井さんもかなり主張しています。
ライブだとめちゃくちゃ低音が出ています。
それなのにゴリっとした音が出ていてカッコいいです。
そして結構音数も多いです。
ブランキージェットシティは3人編成のバンドです。いわゆるスリーピースですね。
なのでギター・ボーカルのベンジーはあまり細かいギターを弾きません。
それを穴埋めするために照井さんのベースが活躍していました。
空いた音の隙間をベースで埋めていたのですね。
ガレージ系?
一時期、ミッシェルガンエレファントなどと並んでガレージ系バンドなどと呼ばれていました。
確かに乾いた音、激しい曲調、などなどガレージ系とかぶる部分は大いにありました。
ガレージで音を出してセッションしているようなそんな激しさがあったのですね。
確かに3人でガレージで音を出して楽しんでいるように聴こえました。
ただいわゆるガレージ系でくくれない深さがありました。
BLANKEY JET CITYの魅力、凄さ、特徴は?まとめ
というわけでBLANKEY JET CITYの魅力、凄さ、特徴について見てきました。
- 3人の個性のぶつかり合いが魅力!
- 世界観がすごい
- 演奏のぶつかり合いがすごい
ということでした。
ご参考になさってくださいね!