EDMってご存知ですか?
エレクトリックダンスミュージックのことらしいです。
打ち込み系で踊るため音楽、ということになります。
EDMは世界の潮流!
そして世界の潮流はバンドサウンドから エレクトリック・ダンス・サウンド(EDM)に変わってきています。
日本は音楽的にもガラパゴスと言われています。
もうバンドはダサい?
実際アメリカに住んでいる人はバンドサウンドが一昔前の音楽に感じられるそうです。
ダサい、という人もいます。
じゃあバンドを止めて DJ になればいいかと言われるとそれはちょっと違うような気がします。
バンドだけの楽しさも絶対あります。
XJAPANが先日、バンド人気が下火のアメリカのコーチェラフェスに出演後、ヤフーニュースで絶賛されていました。
このようにバンドにはまだまだ多くの可能性があると思います。
EDMをバンドに取り入れた先人たち
EDM をバンドに取り入れた人たちは過去にもいます。
昔で言えば YMO( Yellow Magic Orchestra =イエローマジックオーケストラ)がコンピューターサウンドで ノリ=グルーヴのないサウンドを生バンドで行っていました。
その後の小室哲哉さん の TM NETWORK なんかもそんな感じでしたね。
初期のB’zもそうでした。
だから EDM 、といっても昔からバンドと融合させている人たちはいたわけです。
例えそれがダンスサウンド風味、だったとしても。
バンドでダンスサウンドを表現するのは時代に合っていると思います。
ということを考えるとまだまだバンドにも未来がありますね。
元々バンドは踊るための音楽?!
ウルフルズが小室哲哉さんにダンスミュージックをやったらどう?と言われてガッツだぜ!を作ったのは有名です。
このようにバンドとダンスは本来切っても切れないものですね。
ダンスミュージックというのはもともと バンドから始まっています。
しかし今はバンドのライブでは一方的に見るだけですね。
もちろん体を揺らすくらいはしていますけどね。
でも踊るためのバンドサウンドがいつの間にか「聴くだけ」のものになっているのは一つの重要なことです。
バンドにダンスを取り戻そう!
もともとバンドとダンスは非常に相性がいいと思います。
それが一方的に聴く音楽になったために、踊りたい人はクラブに流れたのではないでしょうか。
そう考えるとこれからのバンドはお客さんが踊れる環境をもっと提供したほうがいい気がしてきます。
バンドサウンドとEDMを融合させる
EDM とバンドサウンド、ギターサウンドの融合みたいなことは最近のMIYAVI もやっていますね。
EDM風のサウンド
EDM風のサウンドをバンドで再現、というとバスドラムの4分打ちがあります。
一拍に一つ、バスドラムを打つ、ドン・ドン・ドンという単調なリズムです。
それを正確なリズムで叩く。
これがすごく踊りやすいリズムですね。
リズムがずっと安定しているので、色々な踊り方ができるんです。
ぜひバンドでも取り入れてみてください。
そして観客を踊らせましょう!
ガラパゴスは強み?!
僕は逆に世界で EDM が流行っているなら EDM 風のバンドをやるというのは 日本の強みになるんじゃないかなと思います。
世界中の誰もがやっていることは大してお金になりません。
それよりも誰もが聞きたがっている音楽をちょっと違う風にアレンジする。
ここでは EDM をバンドで再現するということです。
これ、21世紀のバンドの 方向性としては使えるのではないでしょうか。
毛嫌いせず最新の音に触れよう!
いずれにしても EDM バンドマンも毛嫌いしないで聞いてみるのがいいと思います。
ちなみに Google AdWords と言う キーワードの 検索数を調べてくれるものがあるのですが、そこでバンドで検索すると約40,500件それに対して EDM だと何と16倍の件673,000の検索数がありました。
これ一つとっても世界の人はEDMを求めている証拠です。
ぜひ毛嫌いせず、最新な音楽に触れていきましょう!!