こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ドラムが上手いということは、どういうことでしょうか?
あの人はドラムが上手いと言いますよね。実際、ドラムが上手いとはどういうことでしょうか。
今回は、ドラムが上手いということの定義について考えてみたいと思います。
リズムが正確
リズムが正確なことはドラムが上手いことの大きな条件です。
音楽はリズム(タイミング)と音程で成り立っています。
その中でもドラムは主にリズムを司っています。
なのでリズムが大事なのですね。
タイミングがバッチリ
また、正確なリズムだけでなく、タイミングも求められます。
リズムからずれても気持の良いタイミングがあります。
そこで鳴ってくれたか!というタイミングが演奏者の腕の見せ所です。
速く叩ける
また、速く叩ける、というのもドラムが上手い条件の1つです。
速ければいい、というわけではないですが、曲の表現によっては速さが必要なこともあります。
そんなときにきちんと対応出来るくらいの速さは必要です。
アドリブがきく
アドリブやインプロビゼーションができることも、ドラムが上手い人の条件の一つです。ドラムが上手い人は、「何か叩いてみて」と言われると、即興で叩けたりします。自分のレパートリーではなく、即興でその場で考えて叩けるのですね。これが上手い人の特徴です。
色々なフレーズを知っている
上手い人は、色々なフレーズパターンを知っています。たくさん知っていれば知っているほど、叩く上での引き出しも増えます。
よく「言葉を覚えるように」フレーズを覚える、といいます。
言葉(フレーズ)を多く知っていれば色々な表現が出来ますよね。
色々なフレーズを知っていることで、求められる音楽を幅広く表現することができるようになります。
色々なテクニックを使える
ドラムが上手い人は、色々なテクニックが使えます。
色々な細かいテクニックを一通り出来ることもドラムが上手いことの条件です。
どんな楽器でも良い音が出せる
上手い人はどんな楽器でも良い音が出ます。
たとえそれが空缶のようなものでも上手い人が叩くとちゃんと音楽に聴こえます。
このように上手な人は「弘法筆を選ばず」なのです。
上手い人は楽器を選ぶ?
また、先ほどと矛盾するようですが、上手い人は楽器を選びます。
習熟すればするほど、一般人にはわからないこだわりを持っています。
「名工はその器を良くす」なのです。
表現力がある
また、表現力があることも大切です。
テクニックばかりで気持ちがないと、まったくつまらないです。
微妙な音を叩き分けたり、時には感情のおもむくまま叩きまくったり。
人間が叩く以上、感情によってゆらぐことは必要ですよね。
ただ、逆に感情や、リズムのゆらぎを感じさせないドラムも心地よいことがあります。
EDMのような正確なリズムが好まれる場合もあります。
ここらへんはドラムの可能性を感じます。
例えばグルーヴを無くすように叩いたYMOの高橋幸宏さんなどの例があります。
ドラムが上手いとはどういうことか?上手い人の特徴とは?
というわけでドラムが上手い人についてみてきました。
まとめると
- リズムが正確であること
- 気持ちの良いタイミングを持っている
- 速く叩けることが求められることもある
- アドリブ、即興演奏ができる
- 色々なフレーズを知っている
- 表現の幅が広い
- 色々なテクニックを使いこなすことができる
- どんな楽器でも良い音が出せる能力がある
- 逆に楽器選びにもこだわりがあり、習熟するほどこだわりが深まる
- 感情を表現できる
- 逆に感情を無くすことも出来る
ということでした。
逆にいえばこういうことを意識すれば上手くなる、ということですね!