こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
LOUDNESSのドラマー、樋口宗孝さん。
残念ながら亡くなってしまいました。
音が違う
樋口宗孝さんのドラムは音が違います。
なかなか文章では表現しづらいですが他のドラマーとは違うのです。
スパン、スパン!という切れの良い音がするのですよね。
おそらくご自身のスティックの降り方が影響しているのだと思います。
うまいドラマーはそうですが振り下ろす時にすごく脱力しています。
振り下ろす時は力を入れずに腕の重みで叩いています。
昔 B’z のサポートをやったり、アレンジャー・プロデューサーとして活躍した明石昌夫さんは、
「樋口さんのドラムは音が全然違う」
と言っていました。
プロデューサー、アレンジャーとして数々のドラマーを見てきた明石さんが言うのだから間違いありません。
ライブや映像でも音の違いが伝わってきます。
間近で聴いてた明石さんは特によく違いがわかるのですね。
ワンバスでツーバスの音数
樋口さんはワンバスでツーバスの音数を出していました。
ツーバスとは、バスドラムが2つあることです。
また近年ではペダルが2つ付いていて、ツーバスのように叩けるものが主流になってきました。
これでバスドラムを連打できるのですね。
両方の足で叩くわけですから速い連打ができます。
樋口さんはそれを一本の足で速い連打をしていました。
よほどスネの力が強いく、テクニックもあるのですね。
生前、樋口さんはワンバスでツーバスの音出すことにこだわっている、と言っていました。
ワンバスのメリット
確かに一本の足でツーバスの音が出せればもう一つの足は空きます。
その分、左足をハイハットワークなどに使えるわけです。
また、ドラム自体をコンパクトにすることもできますね。
機材はこだわる
樋口さんは機材にこだわっていたそうです。
良いと聞いたり、気になった機材は金に糸目をつけず買って試していたそうです。
こういうストックなところが樋口さんの凄いところですね
色々なテクニックを柔軟に採り入れる
樋口さんは新しいテクニックも柔軟に取り入れ試していたそうです。
こういう向上心と言うか貪欲さが樋口さんの凄いところです。
大御所になってくると、なかなか自分のスタイルから脱却出来ないものです。
でも樋口さんがみていたのは世界です。
高崎晃さんと一緒に世界をとる、という目標を掲げていたので、これほど貪欲だったのですね。
やはり目標は大きい方がいいですね。
できることは全部やる、と言う感じなのですね。
LOUDNESSの前ドラマー樋口宗孝のすごさ、特徴は?まとめ
というわけで LOUDNESS の前ドラマー、樋口宗孝さんの凄さ特徴について見てきました。
まとめると
- 樋口さんのドラミングは音が違う
- ワンバスでツーバスの音数を出す
- 機材にとことんこだわる
- 新しいテクニックを柔軟に取り入れる
- ドラムに関してものすごいストイック
ということでした。
高崎晃さんの話によると、難しい癌が見つかった時もとにかく新しい治療技術は何でも試す姿勢だったそうです。
早く治して復帰したい、という強い思いがあったんですね。
残念ながら叶わずお亡くなりになりました。
偉大なドラマーを失って残念ですがラウドネスにはますます活躍してもらいたいです。
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