YMOなどの活動で知られる高橋幸宏さん。
2023年1月、70歳という若さでおなくなりになりました。
そんな高橋幸宏さんのドラムの凄さ、特徴について解説します。
リズムが正確
高橋幸宏さんはリズムが正確です。
YMOは打ち込みのバンドです。
そしてグルーヴ※を否定したリズムで知られます。
そんなYMOで鍛えられたせいか、リズムがとっても正確です。
※いわゆるノリ。人間によるリズムの揺れがノリを生み出す。
リズムが正確なことが高橋幸宏さんのドラムの特徴、凄さの一つです。
音の粒(音量)が揃っている!
高橋幸宏さんのドラムは音の粒(音量)が揃っています。
普通はついつい感情が入り、音に強弱が付きます。それがカッコいいのです。
ところが高橋幸宏さんのドラムは音に強弱を感じないのです。
そしてそれなのにカッコいいのが高橋幸宏さんのドラムの凄さです。
高橋幸宏さんのドラムはシンプル!
高橋幸宏さんのドラムはシンプルです。
シンプルなビートを刻み、時々ハイハットを閉じたり開いたりして「シィー!」という音を出します。
これがめちゃくちゃ良いタイミングで入ります。だからシンプルでも気持ちいいのですね。
また太鼓はスネアドラム中心で、あまりタムを叩かない印象です。
でもあの、シンプルなスネアドラムの連打がカッコいいのですよね。
シンプルに打ち出される音になぜか惹き込まれる!
高橋幸宏さんのドラムはシンプルなのに惹き込まれるものがあります。
人間によるリズムの揺れを否定し、音の強弱を否定し、派手なドラムを否定したスタイル。
でもなぜこんなにもカッコいいのだろう?という感じです。
おそらくは聴いているほうが意識しない微妙な揺れ、強弱、ベストなタイミングが心をつかむのだと思います。
高橋幸宏のドラムの凄さ特徴は?まとめ
というわけで高橋幸宏さんのドラムの凄さ、特徴についてみてきました。
まとめると
- リズムが正確
- 音の強弱が少ない
- シンプル
ということでした。
生で聴けなくて大変残念です。
心よりお悔やみ申し上げます。