リズムは音楽の基本です。
リズムが良い時と良くない時、同じフレーズでも聞こえ方が全然違います。
リズムを鍛えるために~裏のリズムのトレーニング!
最近はリズムを鍛えるために裏のリズムを練習しています。
メトロノームのクリックを裏に感じて演奏する、とういものです。
裏というのは8ビートの2番目の音です。
スカバンドのギターの「♪ツチャッツチャッ」っていう伴奏ありますよね?!あれの「チャ」の部分です。
わかってもらえますかね?
この裏をトレーニングすると、リズム感が鍛えられるそうです。
具体的には
- リズムのキープ力が身に着く
- グルーヴが出てくる
ということです。
リズムキープはバンドメンバー全員必要
リズムキープはバンドメンバー全員に必要なテクニックです
ドラムだけがリズムキープすればいいわけではありません。
全員がいいリズムで演奏するからこそ、グルーヴが生まれるんです。
初心者バンドを見ていると、リズムはドラム任せ、な感じが強いです。
逆に皆がリズムトレーニングすれば学園祭バンドの中でも頭一つ抜け出します。
ぜひトレーニングしましょう。
裏のリズムを鍛えるとグルーヴが出る
裏のリズムを鍛えるとグルーヴが出ます。
なぜかは分かりません。
でも人間は本能的にこの裏のリズムが好きなんですね。
アフリカ系の人たちは常に裏のリズムを感じているそうです。
数を数える時も、「123456789」の偶数のところを強調する感じです。
しゃっくりみたい(?!)な感じですね。
だからアフリカ系のミュージシャンはグルーヴがすごいのですね。
逆に日本人の多くは前述の数字を数える時でも奇数を強調する人が多いです。
だからこそ裏を鍛えるといいんですね。
クリック音を裏で感じるのは難しい!
裏のリズムを鍛えると良いのはわかっていただけたと思います。
しかし裏のリズムは難しいんです。
自分も始めは苦戦しました。
元々メトロノームのクリックを表で感じながら、裏のリズムを足で取ってベースを弾くということはやっていました。
でもメトロノームのクリック音を裏で感じながらベースを弾くということはやってきませんでした。
たまたまYouTube動画でメトロノームを裏で取りながら弾いている人を見かけました。
それで自分もメトロノームの音を裏で感じながらベースを弾く練習に挑戦しました。
そしたらこれがとても難しいんですね。
メトロノームのカッ!かっ!カッ!というクリック音を、
ンカッ!ンカッ!ンカッ!と裏に感じるのは難しいですね。
今まで表のクリックに対して、裏のリズムをとってたので。 pic.twitter.com/F0XFZB9HXi— ピンバタ・オリ ベース音楽 (@pinbutter) January 28, 2019
裏でリズムを取っても、今までメトロノームは表で感じていたので途中でひっくり返って裏に感じてしまいます。
これが非常に難しいということがわかりました。
クリックを裏で取る練習方法
ただ一応練習方法も工夫してみました。
2つほど考えたのでご紹介します。
オクターブ奏法
一つ目はオクターブ奏法です。
オクターブ奏法だとドンペッ♪ドンペッ♪と、裏を感じやすいです。
※ここでは8分音符の表をドン、裏をペッと表現しています。
この2番目の「ペ」の部分、高音弦の部分をクリックに合わせます。
ギターだったらスカのリズムを練習するとやりやすいかもしれません。
とにかく量をこなし、時間をかけて自分のものにしていく、これしかないと思います。
自分たちの曲はやり易い
もう一つは自分たちのバンドの曲をやるということです。
自分たちの曲は目を閉じてでも弾けると思います。
そんな自分達の曲を裏のクリック音を感じながら練習すると、意外と弾くことができます。
裏クリックは時間を掛ければ出来るはず!
どちらにしてもじっくり時間をかけて練習すればできなくはないと思います。
次は16分の裏をクリック音を16分の裏で感じたり16分の裏の裏で感じたりとか、そういう練習をすることもあるそうです。
こんなこともチャレンジして、自分のものにしていきたいと思っています。