曲を作るのってすごく難しいようなイメージがありますね。
でも本当はそんなに難しくないんです。
コード進行はパクってもいい
コード進行というのはパクっても良いそうです。
というか人の琴線に触れるコード進行なんてそういくつもありません。
いろいろな人がクラシックのコード進行を使ったりしています。
さすがにメロディーラインをパクると訴えられたりするのでそこは要注意です。
でもコード進行なら大丈夫。
そもそも音階というのはドレミファソラシの7音しかありません。
もちろんその間に半音などもあるので実際にはもっと多いです。
あるいは 民族音楽のように西洋音階で表現できないクォーター音とかいろいろありますね。
ただそういうのは置いといて、基本的には音階というのは少ないんです。
リズムパターンも意外と少ない
そしてリズムというのも実は少ないです。
無限にあるような感じがしますが、人間が体で感じて気持ちいいと言うリズムはそんなに多くはないはずです。
例えば16分音符のファンキーなリズムがあったとします。
リズム自体はすごくゆっくりですが16分で刻んでいるので 実際体を揺らす段階になるとそんなに遅い感じはしません。
そう考えると8ビートの テンポ100ぐらいから200ぐらいまでの間がよく使われるのではないでしょうか。
その証拠に音楽を昔流行った音楽がまた流行ったりしますね。
一時期 80年代のディスコっぽいサウンドが流行ったり リバイバルだったりあるいはちょっとした味付けを現代風にして蘇ったりしています。
使う音階も決まっている?
ちょっと前の曲ですが「恋するフォーチュンクッキー」という曲はヨナ抜き音階 という昔からある音階が使われています。
これは西洋で言うところのペンタトニックスケールと言っていいでしょう。
ペンタとは、「5つの」という意味です。
つまりペンタトニックスケールとは、「5つの音階で構成されている」のです。
たった5つで古今東西の名曲が出来ている、と思うと、なんだかハードルが下がりますよね。
こういう風に音楽ってそんなに何パターンもないんですよ。
それを色々組み合わせて現代風のスパイスを効かせる。これだけかっこいい音楽ってある程度できちゃうんです。
メロディは感情の起伏を表現
メロディーとしては意識してもらいたいのは感情の揺れ動きを表現することです。
人間の感情って揺れ動くからドラマでも何でも面白いんですね。
その揺れ動きを音楽で表現してほしいんです。
そこに面白みが詰まってると僕は考えています。
僕が思うに大変なのは作詞ですね…
昔の歌詞を使ったらパクりだと言われたり、古くさい表現になったりしますからね。
Aメロ、Bメロ、サビの3パターンを考える
さあ、ここまでで見てきたように、作曲は最初は真似とか、枠組みに当てはめることで簡単に出来ます。
そうして出来たネタを、3パターン作ります。
いわゆるAメロ、Bメロ、サビ、というやつです。
日本のポップス&ロックは大体このパターンで出来ています。
なので最低この3パターンを作りましょう。
Aメロの特徴
Aメロは曲の導入部分です。
導入部分なので、大抵静かに始まります。
落ち着いた感じですね。
Bメロの特徴
Bメロはサビへの飛躍です。
Aメロからの流れを受け継ぎ、サビへ繋げます。
ちょっと不安になるようなメロディ、コード進行にしてみましょう。
サビの特徴
サビは一番歌いたい部分です。
一番情熱的な所ですね。
Bメロで不安にさせた気持ちを吹き飛ばしたり、またはもっと落ち込ませたり。
一番盛り上がるように、高い声で歌うのがセオリーです。
簡単な作曲方法のまとめ
これまで見てきたように、曲作りは、枠組みに当てはめると簡単です。
もちろんこだわった曲作りもあります。
ただ、数をこなすことで段々よい曲が作れるようになります。
そのため、最初は枠組みを利用して曲作りするのもおすすめです。
まとめると
- コード進行はパクる
- リズムパターンもそれほど多くない
- 音階は5音のみ!
- 感情の起伏を音で表現
- Aメロ、Bメロ、サビの3パターンだけ考える
ということです。
演奏が出来なくても、今はipod やiphone などに入っている、garagebandというソフトで簡単に造れます。
garagebandはドラムパターンやベースパターン、ギターパターンが入って入るので、楽器が弾けなくても曲が作れます。
試してみてくださいね!