皆さん、ステージでパフォーマンスやってますか?
ただ突っ立って演奏していてもだめですよ。
お客さんはライブを見に来ています。
音楽だけならCDで十分です。
ライブは身体表現なのですから。
お客さんは音の出る瞬間を見たい、体験したいのです。
そのため、弾いている姿を大げさに見せる必要があるのです。
それではどのようなパフォーマンスをしていけばいいでしょうか。
足でのパフォーマンス
まず、ギターやベースを弾いていない、足でのパフォーマンスから見てみましょう。
足は普段から演奏しながらリズムをとったりするので、比較的やりやすいと思います。
リズムをとる
まず、足でリズムをとりましょう。
その足を、徐々に大げさにしてみます。
つま先を上げてリズムをとってみます。
そうすると、お客さんは視覚でもリズムを感じやすくなります。
足を上げてみる
そしたら、今度はキメのタイミングなどで、足を上げてみましょう。
え!?上がらない?
普段から柔軟体操をしましょうね(笑)
ステージパフォーマンスではフィジカルな強さも求められます。
普段から体を鍛えて、素早く動けるようにしましょう。
ジャンプする
ジャンプはいろいろなバリエーションがありますね。
ざっと挙げると
- その場で垂直飛び
- 膝を曲げてジャンプ
- のけぞるようにジャンプ
- 2人でジャンプ
などがあります。
1・その場で垂直飛び
これは簡単です。
その場で上方向にリズムに合わせてジャンプすればいいだけです。
膝を曲げないので難易度は低いです。
ただ、しっかりとした演奏をキープ出来たうえでのジャンプです。
そのために普段の練習の時から、ジャンプしても崩れずに弾く練習をしましょう。
2、3・膝を曲げてジャンプ、のけぞるようにジャンプ
2と3の、膝を曲げてジャンプとのけぞるようにジャンプは、演奏しながらは難しいです。
曲のキメの最後など、手が楽器から離れるときに行いましょう。
ただ、それでもこの二つは結構難しいです。
身軽さも要求されます。
普段から練習して、体重もベストに保ちましょう。
4・二人でジャンプ
これは上記のコンビネーションです。
二人で行うので、息を合わせる必要があります。
ずれたらかっこ悪いですからね。
スタジオに入ったときにしっかり練習しておきましょう。
こればかりは打ち合わせしておかないと難しいです。
ステージの構成を考えるときに入れ込みましょう。
演奏しながら手のパフォーマンス
手のパフォーマンスもいろいろあります。
手には指がついているので、表現力が豊かです。
でも演奏をしながらの手のパフォーマンスというのは結構限られます。
- ネックを上下に振る
- ピッキングを大げさにする
というのが演奏しながらの手のパフォーマンスです。
1・ネックを上下に振る
というのはリズムに合わせて上下に振ったり、左右に振ったりします。
演奏しながらお客さんから見えやすいネックが動きます。
なので結構目立ちます。
2・ピッキングを大げさにする
ピッキングを大げさにするというのもあります。
ギターなら「ジャーン!」と鳴らした手を大げさに振り回すとか。
ジャーンと鳴らした後に、お客さんを指さしたりもできます。
ザ・フーのギタリスト、ピート・タンゼントのように腕をぐるぐる回しながらコードをかき鳴らす、ということもできますね。
演奏していない手のパフォーマンス
演奏していない時の手はすごいです。
客席からもよく見えますし、
指は表現力豊かです。
手でリズムをとる
手でリズムをとれます。
こぶしでお客さんをあおったり、拍手を求めたりできます。
指さすことができる
お客さんを指さすことができます。
お客さんは指さされると、アーティストから認められるような感じがします。
なので、ここぞというときには指さしましょう。
好きな女の子を指さしてもいいでしょう(笑)
バンザイをする
バンザイというか、両手を上げたり、手を上げたり。
これもインパクトがあります。
スタジオで練習するときに「この曲のここで手を挙げて、ここで指さして…」などとシュミレーションしましょう。
首を振るパフォーマンス
リズムに合わせて首を振る
ヘッドバンキングですね。
左右に動かしてもいいです。
お客さんは正面から見ています。
そのため、左右のほうが動きがわかりやすい、というのはあると思います。
走るパフォーマンス
走るのもパフォーマンスですね。
走るのはライブハウスでは難しいですね。
でも走りながら演奏をすると上手くなります。
番外編・ライブで寝る
以前ライブをやった時に、のけぞったままベースを弾いて、そのまま寝転んでベースを弾いたんです。
そしたらギターソロを弾いたメンバーが、動揺してギター間違えたんです。
そんなこともあるんだなーって思いました。
バンドって 一つの生き物みたいなので何かひとつが違うことをするとダメなんです。
まあ、そのくらいで間違えるなよって思いますけどね。
自分の行動には気をつけたいと思います。
最後に
当然ながら演奏は大事です。
演奏あってのパフォーマンスです。
でも最初にも言いましたが、ライブは身体表現です。
ぜひ動いてライブをやりましょう。