ライブって…
力をとっとくというか、ペース配分が大事だと思います。
力をとっておかないといざ爆発する曲の時に力を発揮できません。
またお客さんも最初から最後まで同じテンションだと疲れてしまいます。
少しゆったりとした曲もないと。
お客としてライブを見に行ったときに思うことは最初から最後までバンドにあおられっぱなしだとしらけちゃうことです。
激しい曲を2曲やったらゆっくりなバラードなどを1曲入れる。
まあ本当はDJみたいにお客の反応状況をみて、その場でセットリストを決めていく。
このほうが自分はいいと思います。
DJなどのクラブがバンドより盛り上がるのもここら辺にあるのかもしれません。
700年以上前の室町時代の能楽の大家、世阿弥も「よいもわるいもなかりけり。その時の水にあわねば」といっています。
ようするにお客に合わせて演技しなくてはどうしようもない、ということですね。
クラブのDJはお客の反応をみて曲を変えていきます。
客がつかれてきたと思えば、ゆったりとした曲でブレイクさせます。
逆に客の興奮が盛り上がってきたときにはさらに激しい曲を流します。
バンドもこんな感じでその場その場の「水」に合わせてやってみたらいいかと思います。