ベースでもピッキングハーモニクスを使うと面白いですよ。

例えば本来なら空ピッキング(左手でミュートした状態でピッキングして、ノイズを出すこと)をするようなところを指一本だけのミュートにしてわざとハーモニクスを出す。

こういう効果も結構面白いですよ。

「ベー!ピッ!ベー!ピッ!」って感じです。

ご覧の通り、文章では限界がありますね。

ハーモニクスとは音の倍音(ばいおん)です。
倍音とは?
例えばドの音を出しているとドだけではなく ミやソの音も同時に鳴っています。

小さい音ですけどね。

だけどドの音が大きいから、普段はドにしか聞こえないんです。

この場合、ドの音のことを「基音」といいます。

これをドの基音を消すと、同時に鳴っている、ミとかソの音が目立って聞こえるようになります。
この目立って聴こえてきた音のことをハーモニクスといいます。

ギターだとやってる人は結構いるんですけどベースってあんまりこういう使い方する人いないんですよね。

<ナチュラルハーモニクス>

指一本でミュートして弾いてみるとハーモニクス倍音の音だけします。

これがナチュラルハーモニクスと言われる音です。

<ピッキングハーモニクス>
あるいは左手(左利きの人は右手)はきちっと弦を押さえ、ピックでピッキングするときにピックを当てたすぐ後にピッキングした指の親指を当てると「キューン」というピッキングハーモニクスが出ます。

ハーモニクスの仲間です。

これも効果的に使うといいですよ。

【ハーモニクスの効果的な使い方】

どんな使い方をするかというと

①結構ハーモニクスの音って目立ちやすいので 全部の楽器が鳴り止んだ時にポン音鳴らすとかそれとさっき言ったからピッキングの代わりにハーモニクスを ピッピッと鳴らすとか色々使えるので皆さん工夫してみてくださいね

今日はハーモニクスって結構使えるっていう話でした。

【参考にしたいハーモニクス】

ジャコパストリアスとかビリーシーンの使い方がとても面白いですよ。

この映像ではジャコ・パストリアスがベースソロを弾いています。
3分くらいからのナチュラルハーモニクスがかっこいいです♪

 で音をバシッと止めるのもいいんですけど、たまにはピッキングハーモニクスを出して色気を出しましょう。