こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
2023年末にAdoさんが紅白初出場を果たしました。
感想は一言、とても良かったです。
京都のお寺なのかな?そこから中継で出ていました。
Adoの表現力が素晴らしい。
Adoさんは何と言っても表現力が素晴らしいです。
その表現も今までの常識から外れたようなものです。
叫び声から艶やかなロングトーン、言葉と言葉のキレの良さ、どれをとっても歌手としてずば抜けています。
曲は正直、色々つぎはぎしたような曲です。TikTokを意識した部分があったり、CMに使われそうな部分があったり。どこかで聞いたことのあるような曲です。
色々盛りだくさんな曲ですが、それを全てまとめ上げてAdoの世界観を作り上げる。Adoさんは本当に素晴らしい歌手だと思います。
次の項から詳しく見ていきましょう!
効果的な裏声
Adoさんは裏声を多用します。
しかも地声から急に裏声になったり、元の地声に戻ったりと、切り替えが速いです。
普通はロングトーンなどで使うのですが、Adoさんは感情表現てして裏声を使っています。
裏声に強さを混ぜた声
またAdoさんは裏声を多用します。
しかもその裏声に強さを入れて歌います。本人いわく、「裏声でがなるように」歌うそうです。
歌の表現のためにこんな細かい テクニックを持っているのもAdoさんのすごさです。
カラオケ泣かせの音程
Adoさんの曲を聞くと喋っているように歌っています。
喋りなので、音程が無い、はっきりしない場合もあります。カラオケ泣かせですね。
YOASOBIなんかはボーカロイドが歌えるようにちゃんと音程を指定している感じがあります。(もちろんラップは音程感少いです)
ところがAdoさんの場合は音程を指定していないというか、ボーカリスト任せの音程になっているのです。だからたぶんカラオケでは表現出来ないし、ピアノで歌メロを再現するのも厳密には不可能です。
セリフというか、ラップみたいです。
言葉の発音の面白さ
またAdoさんは言葉の表現も面白いです。
日本語の歌詞なのに、英語のように表現したりしています。
まあ、桑田佳祐さんにも共通するのですが。Adoさんはそれを楽しんでいるようにも思えます。
また、正確な日本語よりも曲のリズムなどを優先して表現しています。
聴く人を飽きさせない表現
Adoさんは聴く人を飽きさせない表現力があります。
言葉を聞き取りやすく歌ったかと思えば、わざと聞き取りにくく歌います。
緩急つけることで聴く人の注目を引きます。
聞き取りやすい歌から聞き取りにくい歌になるとついつい耳をそばだててしまいますよね。
また、わざと聞き取りにくくして気だるさを表現しています。
ライブはシルエットのみで歌に意識がいく
姿形はわからず、シルエットのみで出演しましたが、これがまたかっこよかったです。
かえって見えない方が、架空のキャラっぽくて良いですね。
しかも、あの歌唱力です。ビジュアルはなくても声だけで十分に楽しめます。
もしかして、ビジュアルがないから、より声にフォーカスできるのかもしれませんね。
Adoのすごさまとめ
というわけでAdoさんのすごさについて書いてきました。
まとめると
- Adoの裏声は効果的で感情表現に利用
- 裏声に強さを加えて歌い、細かいテクニックが光る
- カラオケ泣かせの音程、喋りのような歌唱
- 言葉の表現が面白く、英語風な表現やリズム重視
- 表現力で聴く人を飽きさせず、聞き取りやすさと難しさを使い分け
- ライブではシルエットのみで、ビジュアルなしでも十分楽しめる
ということでした。
ご参考になさってくださいね!