こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
ベーシストはどうやって作曲しているのでしょうか?
鼻歌?ギター?ピアノ?
そのどれでもなく、ベースでも作曲出来ます。
ベースで作曲というのはなかなかいいですよ。ギターのようにコードを色々考えなくていいですからね。
そこで今回はベースで作曲のメリットやコツなどをご紹介します。
ルート音だけでコード進行が作れる!
ベースで作曲する場合、コードを覚えなくて良いです。
ルートの単音弾きだけで音楽が出来ます。
ベースは極端な話、指一本だけ使えば音が出るわけですよ。
音を出すだけならとても簡単な楽器です。
ギターみたいに、なんとかコードとかたくさんコードを覚えなくていい。
コードは複雑ですよね。メジャーとかマイナーとかセブンスとか。
あと、コードから曲を作ると、コードによって成約を受けます。
メロディーや自由な展開が制約を受けるのも好きじゃないです。
ルート音だけだと自由にメロディーを泳がせることができますし。
リフのフレーズから曲を作ることもできますし。
王道のコード進行に縛られない!
曲の展開が斬新になったりしますよ。
王道のコード進行とか、手グセによるコード進行に縛られるじゃないですか、ギターって。
バレーコード(人差し指で複数の弦を押さえるコード)を押さえたくないので、どうしても解放弦のコードを使う。
そうするとEとかCとかDとか。そんなコードばっかりになるじゃないですか。
ベースならとりあえず曲の骨組みはすぐにできます。
誰かの曲の「ルート音」をパクってみればいいのです。
「コード」をコピーするとなるとそれなりにギターのコードを知っていないと耳コピできません。
ベースのルート音なら、たぶんだれでもできます。
ルートで骨組みを作り、そこに歌メロを乗っけていく。
歌メロとベース音を聞きながらコードをつけていく。
やってみると簡単にできますよ。
ルートからリフ、リフからルートへ自由自在
ベースで作曲すると、ルート弾きからリフへすぐに移行できます。
もちろんこれもギターでも出来ます。ただベースの空気感を纏えるかっていう部分は微妙です。
リフやフレーズの創造
ベースには独自のリフやフレーズを作り込むことで個性を出すことができます。
リフやフレーズは曲の特徴やメロディとの関係性を考えながら作りましょう。
また、パッセージの繰り返しやバリエーションを通じて曲の構造を強調することも重要です。
コードにとらわれないメロディ作り
ベースで作曲すると、コードにとらわれない作曲が出来ます。
コギターですと、どうしでもコードにとらわれてしまいます。黄金のコード進行をついつい使ってしまいます。
また、このコードのあとにはこのコード、というようにコードにとらわれるのです。
ベースならコードの軛にとらわれることがありません。
ベースで作曲の難点
ベースでの作曲は、仕上げが大変です。
後付けだと、コードがわからず、苦労します。
ギターですとパワーコード一発で気持ちよくなれます。
でもベースの場合は一発音を鳴らしてもしょぼいだけです。
なので仕上げの段階でコードを当てはめる必要があります。
ただ、リフ主体の曲ではコードが不要な場合もあります。
実際にはコードネームがあるのでしょう。でもなんとなくフレーズの雰囲気で成り立つ場合もあります。
ベースで作曲できる?ベースで作曲はおすすめ。まとめ
というわけでベースで作曲することについて見てきました。
まとめると
- ルート音だけでコード進行が作れる
- 王道のコード進行に縛られない
- ルートからリフ、リフからルートへ自由自在
- リフやフレーズの創造
- コードにとらわれないメロディ作り
ベースで作曲の難点:
- 仕上げの段階でコードを当てはめる必要がある
- リフ主体の曲ではコードが不要な場合もある
ということでした。
ご参考になさってくださいね!