ダウンピッキングとオルタネイトとの使い分けは?

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

ギターやベースで、ダウンピッキングとオルタネイトピッキング。どんなふうに使い分けるの?また、どんなときはダウンピッキングがいいの?

今日はそんなダウンピッキングとオルタネイトピッキングの使い分けについてみていきましょう。

弾けるところまでダウンピッキング!

基本的には速度的に弾けるところまでダウンピッキングでいきましょう。ダウンピッキングをするとリズムがタイトになりやすいですね。

オルタネートですとリズムがもたったり(遅れたり)速くなったりしやすいと思います。手に余裕がありすぎるのですね。

また、ダウンとアップで音のニュアンス、強弱も若干変わってきます。

その点、ダウンピッキングはリズムが安定しますし、強弱もつきにくいです。

なので基本はダウンピッキングをするのがおすすめです。

ダウンがキツくなったらオルタネイト!

ダウンピッキングの速度に限界がきたらオルタネイトにしましょう。通常ダウンピッキングでいけるのはBPM180くらいまででしょう。それを超えたらオルタネイトにするのが良いと思います。

まああえてその先もダウンピッキングオンリーで弾きこなす猛者もいますけどね。

遅いテンポであえてオルタネイトピッキング!

また、遅いテンポでもあえてオルタネイトピッキングで弾く場合もあります。ギターのコード弾きやカッティングの場合ですね。これは雰囲気を出すためにオルタネイトにします。

また、ベースでは遅い8ビートのルート弾きもあえてオルタネイトにすることがあります。転がるようなノリを出したいときです。ダウンピッキングですと、音がフラットになり過ぎます。転がるような躍動感が出ないのですね。

例えが古いですが、イエローモンキーの「スパーク」などです。

この曲はダウンピッキングにせずにあえてオルタネイトで弾いています。

あえてダウンピッキング!

また、オルタネイトピッキングで弾くところをあえてダウンピッキングで弾くこともあります。

16分音符のカッティングでもあえてダウンピッキングのみで弾くこともあります。

レッチリのジョン・フルシアンテさんは「アンダー・ザ・ブリッジ」という曲のコードをたまにダウンピッキングのみで弾いています。

ライブではほとんどオルタネイトで弾いていますけどね。

また、L’Arc~en~Cielのベーシスト・tetsuyaさんは割と速いフレーズもダウンピッキングで弾いています。

例えば「HONEY」もほぼダウンピッキングオンリーで通しています。

これはダウンピッキングのほうが土台が安定するからでしょう。

初心者ほどダウンピッキング!

初心者ほどダウンピッキングをしたほうがいいです。オルタネイトですと、音にバラつきが出てしまいますから。なのではじめはダウンピッキングをマスターしましょう。

ダウンピッキングとオルタネイトとの使い分けは?まとめ

というわけでダウンピッキングとオルタネイトピッキングの使い分けについてみてきました。

まとめると

  • 基本はダウンピッキング
  • 追いつかなくなったらオルタネイトに
  • 転がるようなノリを出すときはオルタネイト
  • 曲の土台を支えたい場合はダウンピッキング
  • 初心者はダウンピッキングからはじめよう

ということでした。

最終的には曲の雰囲気で使い分けられるようになるといいですね。音をフラットにしたい場合はダウンピッキング、起伏をつけたい場合はオルタネイト、ということでした。

ご参考になさってくださいね!