ストラップピンの穴埋め。ピンが取れた場合の修理。

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

ストラップピンは木ネジでボディに固定されています。

このネジ、ステージで激しく動いたりするとバカになってくるのですね。

特にカッタウェイが無いタイプはそうです。

バランスが悪く、左側に荷重がかかるからです。

そこでこのストラップピンの穴埋め方法について紹介します。

爪楊枝で穴を埋める

まずよくやるのは爪楊枝に木工用ボンドを塗って穴に埋め込むというものです。

手軽なので昔はよくやりましました。

穴の大きさに合わせて爪楊枝の本数を調整出来るのがいいですね。

でも爪楊枝は細いですから、ネジを支えるのは木工用ボンドの接合力だよりです。

だからもろくて、すぐに取れてしまいます。

あくまでも応急処置と考えてください。

割り箸で穴を埋める

割り箸を削って埋める、という方法もあります。

これは穴の大きさに合わせて削るのがちょっと難しいです。

厳禁なのは、無理やりハンマーなどて打ち込むことです。

これは最悪ボディが割れてしまいます。

穴にジャストフィットするように削ったら、木工用ボンドで接着します。

これは結構長持ちします。

ダボで埋める

さて割り箸はアスペンなどの柔らかい素材でできていることが多いです。

なので強度的には弱いんですね。

そこでダボという木があります。

ホームセンターなどで手軽に買える木です。

これは木と木をつなぎ合わせるための木材です。

そのためかなり強度があります。

加工するのは少し大変なのですがこれをうまく加工できれば強度の高い穴埋めができます。

他の場所に穴を空ける

場所に余裕がある場合、他の場所に穴を開けてしまうというのも一つの手です。

まず細いドリルで下穴を開けます。

その後ネジをゆっくりとねじ込んでいきます。

ネジを抜く時は同じネジ山を使っていかないとネジ穴が消えてしまう一因となりますので注意しましょう。

ネジパテを使う

ネジパテという商品もあります。

ネジパテAmazonリンク

これはネジ穴に注入して、固まったらネジを入れていけばいいという便利アイテムです。

目安荷重は16kgf(最大引抜強度80kgf)だそうで、まあしばらくは大丈夫そうですよね。

また取れたらこれを使えば良いだけなので。

予防・取れないためにワッシャーを使う

ストラップピンをつける場所が平らな場合、ワッシャーを使うと穴がバカになることを防げます。

ワッシャーは丸い輪っか状の部品で、ネジとボディーの間にかませて使います。

ワッシャーは

  • ストラップピンとボディの接着面を広げてくれる効果
  • グラつきによるボディへのダメージを分散させる効果

などがあります。

そのためぐらつきを軽減することができ結果としてネジ穴が傷みづらくなります。

ただ、カッタウェイに付ける場合はワッシャーは不要です。

ストラップピンの穴埋め。ピンが取れた場合の修理まとめ

というわけで、ストラップピンの穴埋めについて書いてきました。

まとめると

  • 緊急的に爪楊枝とボンドで穴埋め!
  • 簡単な修理は割り箸で穴埋め!
  • 上級としてダボを使う

ということでした。

自信がない場合はショップへ持って行ってくださいね!