こんにちは！ピンバタ・オリ（ @pinbutter ）です。
今日はめちゃくちゃかっこいい、でも難しいベースのグリッサンドをご紹介します。
スライドの応用なので、スライドがわからない人はまずスライドの記事をご覧くださいね！
この記事の概要です。
- ギター・ベースにおいてグリッサンドとはスライドを使ったビブラートのこと
- グリッサンドは本来スムーズにつながったビブラートのこと
- スライドはテクニックのこと、グリッサンドは効果音のこと
- 練習方法はゆっくりあせらず、分解して行う
ということです。
さっそくみていきましょう！
ベースのグリッサンドとは？
ギターやベースでグリッサンドというと、高速スライドさせてかけるビブラートのことを指します。
グリス、などとも呼ばれます。
元々のグリッサンドの意味は？
元々グリッサンドはなめらかに音をつなげ、ビブラートをかけることを言います。
グリッサンドには本来、「滑る」という意味があります。
そしてグリッサンドの音は滑奏音と呼ばれます。
グリッサンドはウィキペディアによると以下のようなものを言います。
グリッサンド奏法 は、一音一音の音高を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法をいう。
ウィキペディアによると、チョーキングビブラートのようなものも広い意味ではグリッサンドに含まれます。
また、フレーズに組み込まれたチョーキングはグリッサンドに含まれないようです。
また、ギターやベースはフレットが付いているので、スライドによるグリッサンドでは半音づつ区切りが付いてしまいます。
なので上記の隙間なく、というのが実現出来ません。
でも聴こえる感じはスムーズに聴こえるように演奏するのがコツです。
スライドとグリッサンドの違い
スライドは指をスライドさせるテクニックのことです。
それに対してグリッサンドは滑らかに音がつながったビブラート音のことです。
テクニックと効果音の違いですね。
グリッサンドを実現するために
- スライド
- チョーキング
がある、ということです。
ただベースにおいてグリッサンドといえばスライドしてかけるビブラートのことを指します。
またスライドといえばビブラート以外のスライドさせる効果音を指します。
ベースのグリッサンドの練習方法
ベースでグリッサンド（高速スライド）はどのように練習すれば良いでしょうか。
まずはゆっくり！
とりあえずまずは半音や1音の間をゆっくりスライドさせて往復してみましょう。
はじめは難しいく感じますが、しばらくやっているとだんだん速くなってきます。
なのであせらず続けてみてくださいね！
分解して練習
グリッサンドを分解して練習するのも効果的です。
どういうことか説明しますね。
グリッサンドは弦を押さえながら手を左右に動かします。
2つの動きから成り立っているのですね。
これを分解して、とりあえず手を左右に動かす練習だけします。
これが高速で出来ると、グリッサンドに繋がります。
その後、今度は弦を押さえてスライドする練習です。
最後にこの2つの動きを合体させて速いグリッサンドの練習をします。
分解して練習することでそれぞれの動きの課題が見えやすくなるのでおすすめです。
グリッサンドがカッコいい曲
それではグリッサンドがカッコいい曲をいくつか紹介します。
レッドホットチリペッパーズ「Around The World」
この曲のAメロ、めちゃくちゃカッコいいグリッサンドが入っています。
しかも1音と幅の広いグリッサンドです。
エモーショナルというよりは機械的というか、それがまたカッコいいのですよね。
自分がグリッサンドの練習を真剣にはじめたきっかけの曲です。
LOUDNESS「ブラックウインドウ」
ギターとベースがユニゾンでグリッサンドをきめています。
半音のグリッサンドを同じタイミングでユニゾンするとは！
いやーすごい！
ジェフ・ベック「Cause We’ve ended as lovers」
この曲の途中、ベースソロがあります。
そこでベーシストのタルさんが効果的に派手なグリッサンドをきめています。
とてもエモーショナルですね。
いやー脱帽です！
というわけでグリッサンドのカッコいい曲を見てきました。
他にもカッコいい曲はあると思いますが、あくまでも私の個人の見解です。
ギター・ベースのグリッサンドとは？練習方法やカッコいい曲などもご紹介します。まとめ
というわけでグリッサンドについてみてきました。
まとめると
- ギター・ベースにおいてグリッサンドとはスライドを使ったビブラートのこと
- グリッサンドは本来スムーズにつながったビブラートのこと
- スライドはテクニックのこと、グリッサンドは効果音のこと
- 練習方法はゆっくりあせらず、分解して行う
ということでした。
ご参考になさってくださいね！
